クイーンのギタリストであるブライアン・メイはジョン・ディーコンがバンドにおいて「今もイエスかノーかの発言権を持っている」ことについて語っている。
ブライアン・メイは『モジョ』誌のインタヴューで1991年にフレディ・マーキュリーが亡くなってからはバンドと時折ライヴを行っただけで、1997年に正式に引退したにもかかわらず、ジョン・ディーコンがクイーンの決定に対して今も意見を出していることを明らかにしている。
「ジョン・ディーコンは今もイエスかノーかの発言権を持っているんだ」とブライアン・メイは語っている。「僕らがやっていることに満足しているけど、クリエイティヴなことに関わるストレスは嫌だというメッセージをもらっていて、僕らはそれを尊重しているんだ」
「フレディ・マーキュリーとは悲しいことにもう話せない。でも、僕ら4人は長い間チームとして仕事をしてきたから、クイーンのメンバーだったら何て言うのかよく分かるんだ。結婚よりも長いくらいだからね」
先日、クイーンのドラマーであるロジャー・テイラーはほぼ30年ぶりとなる新曲をリリースする可能性があることを示唆している。
クイーンが最後にリリースしたアルバムはフロントマンのフレディ・マーキュリーが1991年に亡くなったことを受けて1995年にリリースされた通算15作目のアルバム『メイド・イン・ヘヴン』となっている。クイーンは2022年10月にフレディ・マーキュリーのヴォーカルを使った“Face It Alone”がリリースされている。
ロジャー・テイラーは『アンカット』誌のインタヴューでクイーンが新曲をリリースする可能性はあるかと訊かれている。「あるかもしれないと思っているんだ」とロジャー・テイラーは答えている。
「ブライアン・メイと僕でこの間も話をしたんだけど、二人ともいい音源があったら、なんでやらないんだという話になったんだ。今も僕らは演奏もできるし、歌うこともできるからね。だから、なんでやらないんだと僕としては思っているんだ」
クイーンは新たにリミックス&リマスターされた1973年発表のデビュー・アルバム『戦慄の王女(クイーンI)』が様々なエディションでリリースされることも決定している。
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