ニール・ヤングはアメリカ大統領選挙でカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明して、「正直で率直に真実を語る人」と評している。
キャリアを通して政治的な発言を行ってきたニール・ヤングだが、あと3週間あまりで行われるアメリカ大統領選挙について、このタイミングで自身の姿勢を明らかにしている。
ニール・ヤングはニール・ヤング・アーカイヴスのサイトでカマラ・ハリス副大統領について次のように述べている。「彼女はホワイトハウスでの経験があり、正直で率直に真実を語る人だ。曖昧さや言い逃れがなく、ストレートに要点を突くことができる」
「頭脳明晰で、今後2〜3期を担当できるほど若いカマラ・ハリス副大統領は犯罪者を相手にすることを恐れず、米国の法律を遵守する素晴らしい人物だ。彼女が私にとってはこの素晴らしい国の未来を託す候補者だ」
ニール・ヤングは次のように続けている。「彼女はビリオネア層に立ち向かい、税金を負担させることになるだろう。彼女はビリオネア層に借りがない。彼女はやさしく、思いやりのあるアメリカ人だ」
今年8月、ニール・ヤングはドナルド・トランプ元大統領が使用したことで異議を申し立てていた“Rockin’ In The Free World”をティム・ウォルズ副大統領候補が使うことに許可を出している。
2020年、ニール・ヤングはドナルド・トランプ元大統領に対して著作権侵害の訴訟を起こしている。「ドナルド・トランプ大統領の選挙活動は原告の曲を使用しないようにという発言を無視して、ライセンスがないまま意図的に曲の使用を続けました」
「選挙活動側は公の政治的催事で2曲を使用するライセンスや原告の許可をタルサで集会を行った時も持っていませんでしたし、今も持っていません」
ニール・ヤングは訴状で「意図的な著作権侵害で求めることのできる最大限の法定損害賠償」を求めていた。
ニール・ヤングの他にもマイケル・スタイプ、ビリー・アイリッシュ、テイラー・スウィフト、チャーリーXCX、ビヨンセ、ミーガン・ザ・スタリオン、P!NK、ボン・イヴェール、クエイヴォ、ブルース・スプリングスティーン、オリヴィア・ロドリゴがカマラ・ハリス副大統領とティム・ウォルズ副大統領候補を支持することを表明している。
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