ザ・ストーン・ローゼズと元オアシスのフロントマンのリアム・ギャラガーが、スウェーデン滞在中に交通事故で亡くなったヴィオラ・ビーチをチャート1位にする運動をサポートするミュージシャンの輪に加わっている。
ウォリントン出身のインディ・バンドであるヴィオラ・ビーチは、クリス・レナード、リヴァー・リーヴス、トーマス・ロウ、ジャック・ダキンの4人組で、2月13日の土曜日にマネージャーのクレイグ・タリーと共に乗っていた車で事故を起こし、5人全員が亡くなっている。
彼らは初めての海外公演としてスウェーデンの「ウェアーズ・ザ・ミュージック?」というフェスティバルに12日に参加しており、車でアーランダ空港に向かう途中でストックホルム市内の橋から約24メートル下の運河に転落している。
彼らのデビュー・シングルは2015年8月に発売された“Swings & Waterslides”で、当初はオフィシャルUKシングル・チャートで40位圏内に入っていたが、これを1位にしようという運動が起きている。
この曲がiTunesチャートで3位に入った後、リアム・ギャラガーはツイッターに曲のリンクを載せて支援を呼びかけている。
ザ・ストーン・ローゼズも曲のリンクを掲載して「彼らにナンバーワンをとらせよう」とファンに呼びかけるメッセージを送った。
彼らのツイートは以下の通り。
Viola Beach – Swings & Waterslides – https://t.co/3HTE23kG9S RIP LG X
— Liam Gallagher (@liamgallagher) February 15, 2016
ヴィオラ・ビーチ“Swings & Waterslides” – https://itun.es/i6Yx8dF 安らかに。 リアム・ギャラガー
RIP @Viola_Beach – let’s get them to No.1 – https://t.co/xjwgqzuvRW One Love x
— The Stone Roses (@thestoneroses) February 16, 2016
追悼 @Viola_Beach 彼らにナンバーワンをとらせよう – http://itun.es/i6Yx8dF ワン・ラブ
ヴィオラ・ビーチの所属レーベルであるコミュニオンは、シングルの売上から得た収益はバンドメンバーとマネージャーの遺族の手に渡ることを明らかにしている。
これより前には、ザ・コーティナーズとザ・クリブスもヴィオラ・ビーチへ哀悼の意を表していた。ザ・コーティナーズのフロントマン、リアム・フレイは、このバンドが2015年にツアーのサポート・アクトを務めた時のことを振り返って「ヴィオラ・ビーチについて胸の張り裂けるようなニュースが届いた」とツイッターに投稿した。「12月に僕らと一緒の時にサウンドチェックを観たんだ。大きなバンドになる運命だったのに。信じられないよ」
一方、ザ・クリブスのライアン・ジャーマンはツイッターにコメントを連投しており、「ヴィオラ・ビーチの関係者やご家族にお悔やみを申し上げます」、「毎日、ライヴ好きには世界各地からいろんなバンドの訃報が届く。旅に出るのは中止にしたよ。悲しいけど陸にも空にも危険が潜んでいる」と述べている。
また、ビリー・ブラッグは「ヴィオラ・ビーチの悲しいニュース。若手バンドの国外初ツアーだったのに。彼らのご家族、ご友人にお悔やみ申し上げます」とツイートしている。
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