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リアム・ギャラガーは「メディアが煩わしい質問をして粗探しをしてくるのを恐れている」ためノエル・ギャラガーと一緒にインタヴューを受けるつもりはないと語っている。

90年代初頭に結成され、2009年に確執から解散することになったオアシスは来年の夏から待望の再結成公演を行うことが発表されている。新曲の予定は発表されていないものの、UK&アイルランド、北米&メキシコ、オーストラリアで再結成公演を行うことが現時点で発表されている。

UK&アイルランド公演は2025年において唯一のヨーロッパ公演となり、一切フェスティバルに出演しないことも明らかにされている。

今回、リアム・ギャラガーはノエル・ギャラガーと一緒にインタヴューを受けるつもりはないことを明らかにしており、メディアが個人的な質問をしてきたり、関係を引き離そうとしてくる恐れがあるとしている。

リアム・ギャラガーは「ファンの我々はバンドとしてのオアシスよりもリアムとノエルの関係性のほうが大きいことを認識しなければならない。その関係は長年にわたって疎遠だったし、メディアが確執を助長したことに留意すべきだ」というあるファンのツイートに言及している。

返信でリアム・ギャラガーは「尊重してほしいんだ」と述べた後、次のように述べている。「メディアが煩わしい質問をして粗探しをしてくるのを恐れているからインタヴューはやりたくないね」

ノエル・ギャラガーと一緒にインタヴューを行う可能性はないのかと訊かれたリアム・ギャラガーは「やる気になれないね」と応じている。

ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーによる一緒のインタヴューは近い将来では見込めないものの、二人はそれぞれ別に兄弟の関係性について語っており、リアム・ギャラガーは例えばツイッターで、「ノエルの悪口をツイートする」のをやめるつもりかと尋ねたファンに次のように答えている。

「言わないよ。終わったんだ。平和が訪れたんだよ。あいつは最高だよ。一緒にステージに立つのが待ちきれないね。曲ごとに投げキッスでもしてみせるよ」

「ノエルはまだポテトですか?」と別の人物は尋ねている。「ポテト」はリアム・ギャラガーがしばらくの間、ノエル・ギャラガーに使ってきた蔑称となっている。

「いや、もうそういうことじゃないんだ」とリアム・ギャラガーは答えている。「あのゴージャスで才能のある若い男に悪口なんか言わないよ」

オアシスについては2025年に行われる再結成によるオーストラリア公演の詳細が発表されている。

オアシスはオーストラリア公演の発表日時を週末に予告していたが、今回、10月31日にメルボルンのマーヴェル・スタジアムで、11月1日にシドニーのアコー・スタジアムで公演を行うことが発表されている。

19年ぶりとなるオーストラリア公演についてオアシスは声明でメン・アット・ワークの“Down Under”の一節を引用しながら次のように述べている。「地球の裏側の人々へ。『走って隠れたほうがいい』。俺たちがやってくるからな。みなさんのことは大歓迎だよ」

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