オアシスは2025年に行われる再結成によるオーストラリア公演の詳細が発表されている。
ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーは来年の夏に2009年以来となる形で共演する予定となっていて、ツアーは大規模なUK&アイルランド公演から始まる形となっている。バンドは北米やメキシコを回った後、9月末にロンドンのウェンブリー・スタジアムでライヴを行うことが決定している。
オアシスはオーストラリア公演の発表日時を週末に予告していたが、今回、10月31日にメルボルンのマーヴェル・スタジアムで、11月1日にシドニーのアコー・スタジアムで公演を行うことが発表されている。
19年ぶりとなるオーストラリア公演についてオアシスは声明でメン・アット・ワークの“Down Under”の一節を引用しながら次のように述べている。「地球の裏側の人々へ。『走って隠れたほうがいい』。俺たちがやってくるからな。みなさんのことは大歓迎だよ」
メルボルン公演とシドニー公演は10月15日にチケットが一般発売される。また、事前販売については現地時間10月9日午前8時までの登録が受け付けられている。
先日、『NME』は2025年にヨーロッパ以外で再結成公演が行われる都市を独占的に報じていた。それによれば北米とメキシコ、オーストラリアのほか、韓国、日本、ブラジル、チリ、アルゼンチンで公演が行われるのではないかと見られている。
先日、オアシスは「オアシス・ライヴ25」と題して行う再結成公演に向けてドキュメンタリー製作の話が進んでいると報じられている。
情報筋は『ザ・サン』紙に、1970年発表の『レット・イット・ビー』の制作過程を描いた『ザ・ビートルズ:ゲット・バック』のようなドキュメンタリーで来年夏のツアーに向けたノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーの姿をアップルTV+の首脳陣がカメラに収めようとしていると語っている。
「これは10年に一度の映画になるでしょう。アップルTV+はこのドキュメンタリーの権利を得ようと多額の提案を行っています」と情報筋は『ザ・サン』紙に語っている。「アマゾン・プライムやネットフリックスといった他のサブスクリプション・サービスと競合になっていますが、アップルは全力をかけています」
「ザ・ビートルズのドキュメンタリーと同じようなスタイルが考えられると思います。これまでに観たことのないバンドへの洞察を与えてくれるでしょう」
オアシスは彼らのルーツとスターダムを駆け上がる様子を追ったドキュメンタリー『スーパーソニック』が2016年に公開されている。
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