ジャック・アントノフはサブリナ・カーペンター、チャーリーXCX、チャペル・ローンといったアーティストに賛辞を寄せ、通称「『ブラット』サマー」は「アーティストの進歩」という意味で大きな成果を見せてくれたと語っている。
ジャック・アントノフは音楽業界全体に大きな広がりを見せ、ポップ・カルチャーとしても現象となったチャーリーXCXの最新作『ブラット』に言及している。米『ビルボード』誌のインタヴューでジャック・アントノフはサブリナ・カーペンター、チャーリーXCX、チャペル・ローンは研鑽の時期があったからこそ、2024年のシーンで大きな役割を果たすことになったと述べている。
「サブリナ・カーペンター、チャーリーXCX、チャペル・ローンは、3人ともアーティストとして共通しているのはずっと自分を磨いて、結晶化させる時期があったということなんだ。そうすることで、宝石になったんだよ。そして、それがアーティストとしての物語になっていく。これが本当のアーティストとしての進歩だよね。それはテックとかストリーミングとか、そういうものは関係ないし、唯一勝つことのできる方法は自分自身の言語を生み出すことなんだ」
ジャック・アントノフは“Please Please Please”を含めサブリナ・カーペンターの最新作『ショート・アンド・スウィート』で4曲を共作しており、サブリナ・カーペンターが収めた成功について次のように語っている。「サブリナ・カーペンターは静かに成長していて、アルバムもどんどんよくなっていた。サウンドとパフォーマンスに磨きをかけてきたんだ。突然シーンに出てきたというわけじゃない。研鑽を積み重ねてきた10年があるんだよ」
先月、サブリナ・カーペンターは『ショート・アンド・スウィート』が全米レコード協会によってプラチナ・ディスクに認定されており、これはキャリア初となっている。
チャペル・ローンは2020年にアトランティック・レコードと契約したが、数ヶ月で契約を切られており、デビュー・アルバム『ザ・ライズ・フォール・オブ・ア・ミッドウェスト・プリンセス』はアイランド・レコードからリリースされている。アルバムはリリースから1年近くを経て全英アルバム・チャートの1位を獲得しており、今夏のロラパルーザでは日中では過去最多となる観客数を記録している。
一方、チャーリーXCXは来たるリミックス・アルバムについて予告されてきた参加アーティストが正式に発表されている。『ブラット・アンド・イッツ・コンプリートリー・ディファレント・バット・オールソー・スティル・ブラット』と題されたリミックス・アルバムは10月11日にリリースされる。
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