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チャペル・ローンは今年のアメリカ大統領選挙における自身の見解について動画であらためて説明している。

チャペル・ローンは先週『ガーディアン』紙のインタヴューでドナルド・トランプ元大統領もカマラ・ハリス副大統領も「双方に問題がある」ので支持しないことにしたと語っている。「政府についてはいろんな面でたくさんの考えなきゃいけないことがある。変えたいことがたくさんあって、だから、誰かを支持しなければならないというプレッシャーは感じていない。双方に問題があると思う」

今回、チャペル・ローンはTikTokの動画で改めて自身の考えについて述べており、「クリティカル・シンキングのスキルをみんなには使ってほしいと思っている」と語っている。「投票する人や陣営について調べて」「疑問を投げかけてほしい」と彼女は続けている。

しかし、チャペル・ローンは自身の発言が「いつものように文脈から完全に切り離されている」として、インタヴューでの発言には「ニュアンスがあった」と述べている。「私にとって重要だったのは、権威に疑問を持つこと、世界の指導者に疑問を持つこと、自分自身に疑問を持つこと、自分のアルゴリズムに疑問を持って、誰かがツイートしたことが本当のことかどうか疑問を持ってほしいということだった」とチャペル・ローンは語っている。

「疑問を持つことが重要なのは、それで前に進むことができると思うから。今回は私にとって投票権をもって3回目の選挙だけど、世界は急速に変化している。自分はよきことのために物事を変えていく世代でありたいと思っている。だって、それは必要なことだから」

「ライヴに来てくれたり、インタヴューをちゃんと読んでくれたり、私のことを知ってくれているなら、これがリップサービスや美徳をひけらかすものではないのは分かると思う。行動が常に私のプロジェクトにとって道を切り開いてきた。行動のほうが支持を表明するよりも雄弁だと思う」

動画の中でチャペル・ローンは「ドナルド・トランプ元大統領に投票するわけではない」ことを強調して、「正しいもの、信じるものを支持する」とも述べている。「クリックベイトに引っかかってしまったのだとしたら、申し訳ないけどね」

@chappellroan

♬ original sound – chappell roan

チャペル・ローンは『ガーディアン』紙のインタヴューでアメリカにおけるトランスジェンダーの権利が変化してもらいたいとも述べている。「トランスジェンダーの人々に関することをシスジェンダー(※身体的性別と性自認が一致している人々)の人たちには決めさせられない」

二人の候補者のうち、カマラ・ハリス副大統領はトランスジェンダーとLGBTQ+コミュニティの権利を長年擁護してきたことで知られ、集会では“Femininomenon”を含めてチャペル・ローンの音楽も使用されている。

テイラー・スウィフトやチャーリーXCXは先日、大統領選でカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明している。

また、ビリー・アイリッシュと兄のフィニアスもカマラ・ハリス副大統領を支持することを表明しており、性と生殖に関する権利のキャンペーン動画では“When the Party’s Over”が使われている。

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