フランツ・フェルディナンドは来たるニュー・アルバムより新曲“Audacious”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
新曲“Audacious”は2025年1月8日に日本先行でリリースされる6年半ぶりとなるニュー・アルバム『ザ・ヒューマン・フィアー』に収録される。日本盤にはボーナストラックとして“It’s Funny”が追加収録されることも決定している。
“Audacious”のミュージック・ビデオはこちらから。
フロントマンのアレックス・カプラノスは“Audacious”について次のように語っている。「この曲は、自分の周りにある存在が構造から崩れていくのを感じたときに、大胆な対応をすることについて書いているんだ。図太く、勇敢であること、逆らうこと。無の永遠を淵から覗き込み、『そうさ!クソ食らえ!今日はノー・サンキューだ!』ってね」
フランツ・フェルディナンドが地元グラスゴーで凱旋ライブを行う舞台となっていたバロウランドで撮影されたミュージック・ビデオを手掛けたアンディ・ノウルズは次のように続けている。「“Audacious”を初めて聴いたとき、すぐにこれは祝福のミュージックビデオを必要とする曲だと感じた。2022年に“Curious”でとった愉快なアプローチをベースにして、人生のより陰鬱な瞬間と、物事を『大胆な(audacious)』視点で見るときの爆発的な楽しさを対比させているんだ」
2013年のアルバム『ライト・ソーツ、ライト・ワーズ、ライト・アクション』でもタッグを組んだマーク・ラルフを再びプロデューサーに迎えた最新作『ザ・ヒューマン・フィアー』はスコットランドのAYRスタジオでレコーディングされており、アルバムには11曲が収録される。
フロントマンのアレックス・カプラノスは新作について次のように語っている。「このアルバムの制作は、これまでで最も人生を肯定してくれるような経験の一つだった。タイトルは『ザ・ヒューマン・フィアー』。恐怖とは、自分が生きていることを実感させてくれるもの。僕たちは皆、恐怖が与えてくれる刺激や興奮に何らかの形で中毒になっていると思う。それにどう反応するかで、いかに僕らが人間であるかがわかる。だから、ここにあるのは、恐怖を通して人間であることのスリルを求める楽曲群なんだ。一聴しただけでは必ずしも気づかないだろうけどね」
新作はオードリー・テイトとディーノ・バルドーをメンバーに迎えた初のスタジオ・アルバムであると同時に、2017年に加入したジュリアン・コリーがアレックス・カプラノス、ボブ・ハーディと共に作曲や創作活動に参加したアルバムとなっている。
スタジオに入る前に、彼らは曲のほとんどすべてを書き上げていた。アイデアとしては、レコーディングに入る前にソングブックを準備し、一旦スタジオに入ったらすぐに実行に移すというものだった。曲の多くはバンドが部屋にいる状態でライブ録音され、アルバムに収録されているヴォーカルの多くはオリジナル・テイクとなっている。
新作『ザ・ヒューマン・フィアー』はCD、LP、カセット、デジタル/ストリーミング配信でリリースされる。LPは、通常盤 (ブラック・ヴァイナル)に加え、限定盤 (ホワイト・ヴァイナル)、さらにdiskunion限定のオルタナティヴ・カバー盤 (ブラック・ヴァイナル) が発売される。タワーレコード渋谷店では数量限定のカセットテープもリリースされる。国内盤CDと日本語帯付き仕様盤LPには、歌詞対訳と解説書が封入され、Tシャツ付きセットも発売される。
リリースの詳細は以下の通り。
label : BEAT RECORDS / DOMINO
artist :Franz Ferdinand
Title:The Human Fear
release:2025年1月8日 (水)※日本先行発売
01. Audacious
02. Everydaydreamer
03. The Doctor
04. Hooked
05. Build It Up
06. Night Or Day
07. Tell Me I Should Stay
08. Cats
09. Black Eyelashes
10. Bar Lonely
11. The Birds
12. It’s Funny *Bonus track
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