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ミッシー・エリオット、シアラ、クエストラヴ、ニッキー・ミナージュらは亡くなったファットマン・スクープに追悼の意を表している。

本名をアイザック・フリーマン3世というファットマン・スクープは現地時間8月31日に亡くなっている。享年52歳だった。ファットマン・スクープはコネチカット州でのライヴ中にステージ上で倒れ、病院に運ばれたが、亡くなっている。死因については明らかになっていない。訃報を受けて、音楽界からは追悼の声が寄せられている。

ティンバランドはグラミー賞とMTV VMAの受賞トロフィーを前にしたファットマン・スクープの写真を投稿して、「言葉を失っている」と述べている。2001年のコラボレーション曲“Drop”については現在行っているツアーで「最初の曲」だったとして、「安らかに」と続けている。

2005年発表のグラミー賞受賞曲で“Lose Control”で一緒に仕事をしたミッシー・エリオットはインスタグラムのリールで次のように述べている。「ファットマン・スクープの声とエネルギーは多くの曲に貢献しており、20年にわたって聴く度に人々を幸せな気分にして、踊らせてきました。彼の影響は大きく、忘れられることはありません」

同じく“Lose Control”で仕事をしたシアラはヴォーカルのレコーディングを行うファットマン・スクープの映像を投稿して、「ヒップホップ界で最高の声の一人」だったとして次のように述べている。「あなたのすごさを体験できて嬉しい。大いに惜しむことになるでしょう」

ニッキー・ミナージュはインスタグラムのストーリーで次のように述べている。「この象徴的でカリスマに溢れた愛すべきヒップホップのレジェンドへ。魂よ、完全に安らかに。この世界にたくさんの幸せをくれた。主があなたに報いますように」

リュダクリスは次のように述べている。「ファットマン・スクープは愛という言葉が本当に意味することを思い出させてくれる一人だった。それは行動であり、その行動によって彼はヒップホップに対する最も純粋な情熱を爆発させた。彼が触れたすべての人間が、その愛と情熱を感じた。これこそ私たち全員がこれからも永遠に続けるべき功績の在り方だと思う」

クエストラヴは「包括性こそが鍵」だとして多くの人々の「代表」として長文の賛辞を寄せている。「ヒップホップとは本当はどんなものなのかを体現してくれたファットマン・スクープに感謝したい。それは悩みを忘れ、今を生き、喜びを受け入れることなんだ」

ファットマン・スクープの遺族はインスタグラムで声明を発表しており、「ステージでも人生でも輝く魂を持つ光の道しるべ」にして「ワールドクラスのパフォーマー」であり、「父親、兄弟、叔父、友人」だったと評している。

ショーン・キングストン、ジョーダン・スパークス、ショーン・ポール、スティーヴ・アオキ、スヌープ・ドッグ、タイ・ダラー・サイン、ブラストらも追悼のコメントを寄せている。

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