Photo: Simon Emmett

オアシスはアメリカで屋外広告が登場しており、アメリカ公演の日程が発表される見込みだと考えられている。

ソーシャル・メディアにはアメリカでオアシスの屋外ヴィジョン広告が放映される映像が投稿されており、広告にはリアム・ギャラガーノエル・ギャラガーの新たな写真と共に次のように記されている。「この人たちをアメリカに連れてくるのに広告を出さないといけないのだとしたら、こういうことだあろう」

この広告はアマゾン・ミュージックの枠で放映されたもので、オアシスは再結成公演の発表に伴って、独占のマーチャンダイズの販売をアマゾン・ミュージックで行っている。

https://www.amazon.co.uk/stores/page/23EEC5D6-6686-4C14-A304-65F6C9C7AB2D

現時点でアメリカ公演の日程は発表されていないが、ヨーロッパ以外での公演が計画されていることは既に発表されている。

UK&アイルランド公演のチケットは現地時間8月31日に販売されており、同日中に完売している。

チケットマスターのダイナミック・プライシング・ポリシーによりチケットの価格が148ポンドから355ポンドへと倍増したとの報道もあり、それにより購入を残念ながら断念したファンもいるという。

この騒動を受けて、イギリスの広告基準局にはチケットマスターのオアシス公演の広告について「入手可能性と価格について誤解を招く表示」をしているといった450件の苦情が寄せられているという。

その結果、リサ・ナンディ文化相は現地時間9月2日に「ダイナミック・プライシング」とチケット二次販売サイトの調査を進めるよう指示している。

リサ・ナンディ文化相は「大幅に高騰した価格は見たくありません」と述べ、サージ・プライシングを興行のセカンダリー・マーケットに関する政府の見直しに含めるとも述べている。

リサ・ナンディ文化相は次のように語っている。「オアシスの復活という驚くべきニュースがありましたが、一般のファンが好きなバンドを楽しむのを阻むような大幅に高騰した価格は見たくありません」

「政府はファンを音楽の中心に戻すことに取り組んでいきます。そのため、チケット転売の消費者保護に関する次の協議に、ダイナミック・プライシングの透明性と使用に関する問題やそれを誘発する行列システムといったテクノロジーを含める予定です」

「アーティストや業界、ファンと協力して、高額な悪徳転売の弊害をなくし、適正価格でのチケットを保証する、より公正なシステムを構築することができるはずです」

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