キャロル・キングはテイラー・スウィフトのファンによるカマラ・ハリス副大統領のキックオフ・イベントに出演して、“Shake It Off”の一節を歌っている。
テイラー・スウィフトのファンによるカマラ・ハリス副大統領のキックオフ・イベントはテイラー・スウィフト本人が関係していないもので、次期アメリカ大統領選挙でカマラ・ハリスに投票しようという同じ志の人々を集めて、ファンによって独自に開催されたものとなっている。
キックオフ・イベントは現地時間8月27日にオンラインで開催されており、ゲスト・スピーカーとしてキャロル・キングとエリザベス・ウォーレン上院議員が出席している。
キャロル・キングはオンラインで次のように語っている。「私もスウィフティーで、テイラーとは実際に友人でもあります。バックステージで話をしたこともあって、音楽的なソングライティング面における孫かのように思っていたりします。素敵な関係で、彼女のことを誇りに思います」
キャロル・キングはお気に入りの曲としてアルバム『1989』に収録の“Shake It Off”を挙げていて、その後カマラ・ハリス副大統領を支持することを表明している。「カマラのことは楽しみです。というのも、多くの人がカマラに期待を寄せていて、私は彼女にも会ったことがあります。彼女のことは大好きだし、スターたちも揃っています。ジョー・バイデン大統領は難しいのに素敵な決断をしてくれました。彼のことも誇りに思います。でも、みなさん次第なのです。みなさんにはコミュニケーションやソーシャル・メディアの手段があると思います」
キャロル・キングはスウィフティーズたちに直接選挙運動に参加して、戸別訪問や電話かけのボランティアをするよう勧めている。「私も長年、政治活動をしてきて、有名人ではありながらも電話をかけたり戸別訪問をしたりしています。戸別訪問や電話のヴォランティアを考えているけれども、何を話せばいいのか不安だという人は私のことを信じて下さい。恐れないで下さい。失うものは何もないし、すべては得るものとなります。多くのことが瀬戸際にあります」
その後、テイラー・スウィフトの紹介で2021年にロックの殿堂入りを果たしたキャロル・キングは“Shake It Off”のコーラスを披露している。
『ヴァラエティ』誌によれば、テイラー・スウィフトのファンによるカマラ・ハリス副大統領を応援する活動は現時点で10万ドルの寄付を集めている。現時点でテイラー・スウィフトは2024年の大統領選挙で誰を支持するかを表明していない。
活動を行っているローハン・レーガンは『コスモポリタン』誌に次のように語っている。「私たちはテイラー・スウィフトがカマラ・ハリス副大統領支持を表明するのを待っていません。彼女に関係なく、スウィフティーズのプラットフォームをみんなに選挙に参加してもらおうと思っています。2020年の選挙ではジョー・バイデン大統領を支持することを表明しましたが、もう一度その可能性はありますが、テイラー・スウィフトのことを待っているわけではないのです」
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