パブリック・エナミーのフレイヴァー・フレイヴはオリンピック女子体操選手のジョーダン・チャイルズのために特注したブロンズ時計を公開している。
ジョーダン・チャイルズはパリ五輪で獲得した銅メダルを国際オリンピック委員会によって返却するように命じられている。ジョーダン・チャイルズは体操床でインクワイアリー制度で採点の再考を求めて、銅メダルを獲得することになったが、ルーマニア体操連盟がスポーツ仲裁裁判所に異議申し立てを行い、インクワイアリーはスコアが出てから1分以内に申し出なければならないというルールに4秒遅れていたとして、再び結果が覆ることとなっている。
国際オリンピック委員会は現地時間8月11日にルーマニアの体操選手であるアナ・バルボスが銅メダルとなることを発表している。これを受けて、アメリカ体操連盟はスポーツ仲裁裁判所の裁定の修正を求め、ジョーダン・チャイルズのコーチによる申し出が1分以内であることを示す動画も送ったという。アメリカ体操連盟は「スイス連邦裁判所への提訴を含め、あらゆる可能な手段と提訴プロセスを追い求めていく」としている。
このニュースを受けて、フレイヴァー・フレイヴはジョーダン・チャイルズに特注のブロンズ時計のネックレスを作ることを公言していた。
今回、フレイヴァー・フレイヴはインスタグラムで特注のブロンズ時計の動画を公開している。キャプションには次のように記されている。「USAは権力と闘う。でも、その間にジョーダン・チャイルズにこれを贈るよ。連絡してくれ」
ジョーダン・チャイルズはソーシャル・メディアを休止しているものの、母親のジナはこうした計らいは娘にとって「大きな意味を持つ」と述べている。
Thank you. Means the world. She's not on socials right now as you can imagine. I'll share it with her. 🫶🏽 https://t.co/HzavHHYxhp
— Gina Chiles (@gina_chiles) August 13, 2024
フレイヴァー・フレイヴはアメリカ女子水球代表の「公式ハイプ・マン」に就任しており、パリ五輪では様々な話題を提供している。
「これまではオリンピックを観ていてもテレビだけだったから、今回は自分にとって大きな体験となった。言っていること分かるかい? でも、現場にいたら、どんな感じなのかずっと観たかったんだ」
フレイヴァー・フレイヴは今年5月、アメリカ女子水球代表のキャプテンであるマギー・ステファンズから資金的援助の要請を受けて、チームに参加している。「娘の父親として、女子スポーツを応援する者として、個人的にスポンサーになるよ。どんな形であれね。チーム全体のスポンサーだよ」
フレイヴァー・フレイヴは高校の卒業資格を得る新たなリアリティ番組が制作されることも発表されている。
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