レッド・ホット・チリ・ペッパーズのベーシストであるフリーは自身の思う「最高のロック・ベース・プレイヤー」について明かしている。
本名をマイケル・ピーター・バルザリーというフリーはテッド・ダンソンとウッディ・ヘレルソンのポッドキャスト『ホエア・エヴリバディ・ノウズ・ユア・ネーム』に出演して、「最高のロック・ベース・プレイヤー」について語っている。
「ポール・マッカートニーが最高のロック・ベース・プレイヤーだと思う。彼は素晴らしいよ。もちろん、いろんな意味で素晴らしい人はたくさんいるけど、ポール・マッカートニーのベース・プレイというのはリリカルでメロディックで、すごく美しいんだよ。聞いたことのある話の一つに、彼はベースを後から入れたというものがある。自分のようなバンドの場合、曲がベースラインから始まることもあるからね。そっちが先か、音楽が先かということだよね」
フリーは次のように続けている。「ポール・マッカートニーにしてもジョン・レノンにしてもジョージ・ハリスンにしても、曲を書いたら、ポールがベースを担当していたわけだよね。最初はライヴでやっていたわけだけど、マルチトラックで後から入れられるようになって、『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』なんかは既にメロディーがあるわけだけど、ポール・マッカートニーはそこにカウンターのメロディーを入れたんだよね。ベースが単なるリズムではなくメロディーになっていて、それが素晴らしいんだよ。ポール・マッカートニーはすごいね」
今年5月、ポール・マッカートニーは資産が大きく増えたことでミュージシャンとしてイギリス史上初のビリオネアになったことが明らかになっている。ここ1年間でポール・マッカートニーは資産が5000万ドル増えており、これは2023年に行ったツアーと彼の長大なディスコグラフィーが寄与していると思われる。ここにはザ・ビートルズの4人による最後の曲として11月にリリースされた“Now And Then”や映画『レット・イット・ビー』にまつわるプロジェクトも貢献していると見られている。
一方、レッド・ホット・チリ・ペッパーズはパリ五輪の閉会式でビリー・アイリッシュやスヌープ・ドッグと共にパフォーマンスを披露している。
次回の五輪開催地であるロサンゼルスに旗を繋ぐパフォーマンスはH.E.R.によるアメリカ国家と『ミッション:インポッシブル』のテーマで幕を開け、俳優のトム・クルーズがパリのスタッド・ド・フランスに降り立つことになっている。
その後、録画の映像を経て、ヴェニス・ビーチにパフォーマンスの場は移され、レッド・ホット・チリ・ペッパーズは“Can’t Stop”を披露している。
ビリー・アイリッシュはライフガードの展望ハウスで“Birds Of A Feather”を披露して、スヌープ・ドッグは“Drop It Like It’s Hot”を披露した後にドクター・ドレーと“The Next Episiode”のパフォーマンスを行っている。
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.