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モトリー・クルーのドラマーであるトミー・リーは40年前にオジー・オズボーンが蟻を吸い込んだことでニッキー・シックスとの勝負に勝ったことを振り返っている。

トミー・リーはテオ・ヴォンによる『ディス・パスト・ウィークエンド』に出演して、1984年にオジー・オズボーンとツアーした時のことを振り返っている。

胸が悪くなるほどドラッグまみれだったこのツアーは2019年に配信された伝記映像作品『ザ・ダート:モトリー・クルー自伝』でも描かれることになった。

歴史的信憑性を問われることの多い蟻を鼻から吸引した逸話だが、トミー・リーは次のように語っている。「全部本当だよ。いつも人が訊いてくるのは分かるけどさ。『あれは本当ですか?』ってね。でも、マジで間違いないよ。あんなもの、でっち上げられないだろ」

あの逸話はオジー・オズボーンとニッキー・シックスがグロいことコンテストをひょんなことから開催することになり、オジー・オズボーンがコカインはあるかとモトリー・クルーに尋ねたので、ストローを手渡したところ、蟻の行列を鼻から吸い込んだという。

「当時はそういうものだったんだよ。誰もがロックスターとしてヤバいことをやって、誰よりもパーティーをしてやろうという感じだった」とトミー・リーは語っている。「それにオジーは疲れていたんだ。蟻の行列が地面に置いた子どものアイスキャンデーまで続いていたのを見て、蟻の行列をアイスキャンデーまで吸い込んだんだ」

「ニッキー・シックスは『負けねえぞ』って感じで、プールであそこを出したんだ。あれはホテルで、ダラスのフォー・シーズンズだったんだけど、子どもも含めて人がたくさんいたよ」

「ニッキー・シックスは『おい、これを見てくれ』と言って、地面におしっこをしたんだ。ニッキー・シックスはオジーに勝とうと、おしっこをなめようとしたんだけど、そうする前にオジーのほうが先におしっこをなめて勝ったんだ。俺たちは『オジー、あんたの勝ちだよ』と言っていたね」

オジー・オズボーンは昨年、自身のポッドキャストでも蟻を鼻から吸引したことを認めている。「ああ、やったよ。あの場にいて、そういうことをしたんだ。鼻からね。酔っ払っていて、やってしまったんだ」

一方、トミー・リーはヘリコプターでの女性への性的虐待で訴訟を起こされたが、裁判は棄却されている。

匿名のジェーン・ドゥで訴訟を起こした女性は2003年にトミー・リーが「偽りの口実で」自身のヘリコプターに誘い込み、虐待を行ったと昨年12月に主張していた。彼女はサンディエゴからヴァン・ナイズ空港までトミー・リーのパイロットと共にヘリコプターで移動して、着陸した時にトミー・リーと会ったと述べていた。

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