ジャーニーはヒット曲“Don’t Stop Believin”がドラマ『glee/グリー』で使われるのが「怖かった」と語っている。
ジャーニーは『ガーディアン』紙のインタヴューで映画やテレビで起用されたことなど、“Don’t Stop Believin”のこれまでの経緯について語っている。
「完成した曲を初めて聴いた時、特別な曲だと分かった。でも、ワールドワイドのアンセムという地位に辿り着くまでには歳月が必要だったんだ」とギタリストのニール・ショーンは語っている。「最初はシャーリーズ・セロンが出演した『モンスター』という映画だった。次はドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』だった。携帯電話が鳴りまくって、友人たちが『最後のシーンを観たか?』と言ってきたよ」
「そして、『glee/グリー』だったんだ」とニール・ショーンは振り返っている。“Don’t Stop Believin”は2009年のパイロット版で使われており、この曲のパフォーマンスでスペイン語教師のウィル・シュースターは説得されて、グリークラブの顧問を務めることとなり、このドラマの前提が築かれることとなった。
「あれは怖かったんだ。というのも、10代の少女向けのドラマだと思っていたから、自分たちにはクールじゃないと思っていたんだよ」とニール・ショーンは語っている。「自分たちの音楽を若い世代に向けて開いてくれるものになるとはほとんど思っていなかった。自分はロッカーで、ブルースの人間だからね。いつも冗談で言っているんだけど、あまりにも陳腐だと思ったら、それはビッグになるんだよ」
1981年にリリースされた“Don’t Stop Believin”だが、『glee/グリー』で使われたことでオリジナル版は全米シングル・チャートの6位まで上昇し、『glee/グリー』版は最高位2位を記録している。
“Don’t Stop Believin”は米『フォーブス』誌によって今年3月に18プラチナ・ディスクで史上最も売れた曲に認定されている。
このニュースを受けて、ニール・ショーンは次のようにツイートしている。「音楽の歴史において今回、正式に世界で最も売れた曲になったんだ。みんな、おめでとう」
ジャーニーは10月に来日公演を行うことが決定している。
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