マドンナは映画『デッドプール&ウルヴァリン』で“Like a Prayer”を使う許可を出した経緯が明らかになっている。
監督のショーン・レヴィと主演のライアン・レイノルズはこれまで一度も許可の出されたことのない“Like a Prayer”を映画で使うためにマドンナ側に連絡を取ったとのことで、その経緯を衛星ラジオ局「シリウスXM」に語っている。
「マドンナは曲のライセンスというのをやっていなくて、特にあの曲はライセンスしてないんだ」とライアン・レイノルズは語っている。「だから、それを訊くこと自体が大事で、使うとなるとさらに大変なことになる。僕らは彼女のところに行って、会ってもらって、どんな風にどの場面でどうしてこの曲を使うのかということについて説明したんだ」
ライアン・レイノルズは次のように続けている。「そうしたら彼女は素晴らしいメモをくれたんだ。冗談抜きで、彼女は観た上で『これとこれとこれが必要ね』と言ってくれたんだ。彼女が的確で正しくなかったら、どうなるかという感じだけどね」
ショーン・レヴィは次のように語っている。「そのメモに書かれていたことをやるために48時間も経たない内に新たなレコーディング・セッションを行いました。彼女がくれたのは一つのメモでしたが、素晴らしいメモで、よりシーケンスに合うようになったのです」
先日、マドンナは伝記映画のプロジェクトを再開させたことが明らかになっている。
現地時間7月16日、マドンナは今回『フーズ・ザット・ガール』というタイトルが明らかになった伝記映画の脚本を書き直している様子をソーシャル・メディアに公開している。
ここ数年間にわたって進められてきた伝記映画については昨年1月に一旦無期限で休止されることが発表されたが、マドンナは「女性蔑視的な男」に物語を語らせたくはないとして監督を務める予定となっていた。
しかし、ジュリア・ガーナーは映画のプロジェクトが一旦無期限で休止された後も製作サイドと連絡は取り続けていたとのことで、役作りのためにこの1年間、密かに歌とダンスのレッスンを受けていたと言われている。
先月、情報筋は次のように語っている。「マドンナはクイーンの『ボヘミアン・ラプソディ』とエルトン・ジョンの『ロケットマン』といった伝記映画が道を切り拓いてくれたと感じているのです」
「マドンナはよりユニークでドラマティックな作品を作ろうとしています。ユニバーサル・ピクチャーズはこのプロジェクトを取り付けようと、秘密裏に会合が行われています」
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