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スティーラーズ・ホイールをジェリー・ラファティーと共に結成したジョー・イーガンが亡くなった。享年77歳だった。

訃報は2011年に亡くなったジェリー・ラファティーの公式フェイスブックで発表されている。ジェリー・ラファティーの公式サイトを運営する娘のマーサ・ラファティーはジョー・イーガンとジェリー・ラファティーの写真をメッセージと共に投稿している。

「スティーラーズ・ホイールのもう一人であるジョー・イーガンは近い人々や愛する人々に囲まれて、昨日の午後に穏やかに亡くなりました。素敵で優しい人としてずっと忘れることはないでしょう。安らかに眠ってください」

https://www.facebook.com/OfficialGerryRaffertyPage/posts/pfbid02H4BfNaULATUwhg8iunedkBi1uWkoWjyZ6F9tkgZoGQQfmpvVtFW8b5c4jXx1XjEUl

スティーラーズ・ホイールは1973年発表のデビュー・シングル“Stuck In The Middle With You”で最もよく知られており、全英シングル・チャートで8位、全米シングル・チャートで6位を記録している。“Stuck In The Middle With You”は、クエンティン・タランティーノ監督による1992年公開の『レザボア・ドッグス』の重要なシーンで使われたことで、再び広く知られるようになっている。

“Stuck In The Middle With You”を映画で使ったことについてクエンティン・タランティーノ監督は米『ローリング・ストーン』誌に次のように語っている。「うまく合うだろうなと思っていた曲の一つで、オーディションの時に拷問シーンで“Stuck In The Middle With You”を使いたいと言ったんだ。俳優は他の曲を選ぶこともできたんだけど、その必要はなかった。何人かは別の曲を選んだけど、ほぼ全員が“Stuck In The Middle With You”を選んだ。他の曲を思いつこうとしたけど、やっぱりこの曲だった。最初にこの曲に合わせて誰かが拷問シーンをやった時、その人物のオーディションはうまくいかなかったんだけど、映画を観ているようだった。『おおっ、これはうまくいくぞ』と思ったよね」

スティーラーズ・ホイールは1975年に解散しており、ジョー・イーガンとジェリー・ラファティーはそれぞれソロの道に進んでいる。ジョー・イーガンは1979年にソロ・デビュー・アルバム『アウト・オブ・ノーウェア』をリリースしており、1981年には『マップ』をリリースしている。

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