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トラヴィス・ケルシーは「ジ・エラズ」ツアーのロンドン公演でステージに登場することになったのはテイラー・スウィフトの考えだったことを明かしている。

トラヴィス・ケルシーは6月24日にウェンブリー・スタジアムで行われた公演で『ザ・トーチャード・ポエッツ・デパートメント』のセグメントでステージに登場している。

テイラー・スウィフトはバックダンサーと同じ格好をしたトラヴィス・ケルシーに抱きかかえられることとになっている。トラヴィス・ケルシーは彼女を台座に座らせ、揺り起こすと、ほこりを払い、テイラー・スウィフトが“I Can Do It With A Broken Heart”を披露する準備をできるようにしている。

今回、自身のポッドキャスト『ニュー・ハイツ』でトラヴィス・ケルシーはライヴの『1989』パートに登場するアイディアを冗談で口にしたところ、テイラー・スウィフトに「本当にそういうことがしたいの?」と訊かれたことを明かしている。

「万が一、誰かにぶつかったり、ダンサーに当たったりしても、バイクとかはないからね」とトラヴィス・ケルシーは語っている。「一番安全な選択肢だと思ったんだ」

その後、トラヴィス・ケルシーはテイラー・スウィフトが「僕が入ってくるのに完璧なパートを見つけてくれたんだ」と語り、「真のショウマン」の横に立てて「光栄だよ」と続けている。

トラヴィス・ケルシーはテイラー・スウィフトとの共演シーンでダンスの動きにインスピレーションになったのは1994年公開の映画『ジム・キャリーはMr.ダマー』で、タップで踊り始めるシーンだったと語っている。「常にあの動きはやってみたいと思っていたんだけど、いつやったら成立するのか分からなかったんだよね。最も好きな映画の一つなんだ」

「ものすごく楽しかったよ。面白くて笑えるパートだからね。僕が出ていくのに完璧なシーンだし、大根役者として笑ってもらって、テイラー・スウィフトだけでなく、観客にも残りのライヴを楽しんでもらえたらと思ったんだ。素晴らしかったよ」

トラヴィス・ケルシーは次のように続けている。「テイラー・スウィフトを失望させることもなかった。それが重要だったね」唯一のルールは「彼女を落とさないことだった」と述べている。「テイラーを落としちゃいけない、というね。彼女をちゃんとソファに座らせることだった」

「みんなが僕に気づくまで数秒あったんだけど、僕だと気づいた瞬間は痛烈だったね。『なんてこった』という感じだった。どれだけステージが大きなものか、分かっていなかったんだ。アメリカン・フットボールのスタジアムと同じくらいの大きさなんだ。想像していたよりもずっと大きかったよ」

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