ケンドリック・ラマーは先日行った一夜限りのライヴ「ザ・ポップ・アウト:ケン&フレンズ」の収益から20万ドル(約3200万円)をロサンゼルス地域のチャリティやコミュニティ活動に寄付している。
米『ビルボード』誌によれば、ケンドリック・ラマーの会社であるPGラングとフリー・ランチによる寄付は20の団体に対するものとなっていて、そこにはボーイズ&ガールズ・クラブ、コンプトン・ガールズ・クラブ、トミー・ザ・クラウン・ファウンデーションといった団体が含まれている。
コンプトン・ガールズ・クラブの代表であるクリスタニ・ハインリッヒは次のように語っている。「自らのルーツを確認して、地域の女性を支えてくれるPGラングとフリー・ランチに感謝したいです。ケンドリック・ラマーが次世代を応援するために常に地元のコミュニティに戻ってきてくれることを知ると、ワクワクします」
「ザ・ポップ・アウト:ケン&フレンズ」は6月19日の米奴隷解放記念日を記念してロサンゼルスのフォーラムで行われたコンサートで、ケンドリック・ラマーはこの日ジーンズに白のTシャツ、赤のパーカーという出で立ちで、1994年のコンサートで同様の服装をしていたトゥパックを参考としたものとなっている。
ライヴにはドクター・ドレー、タイラー・ザ・クリエイター、タイ・ダラー・サイン、スティーヴ・レイシー、DJマスタード、スクールボーイQ、ロディ・リッチ、YG、ジェイ・ロックといったアーティストが参加している。
『コンプレックス』によれば、「ザ・ポップ・アウト:ケン&フレンズ」のコンサートにはNBA選手のレブロン・ジェームズ、ジェームズ・ハーデン、ラッセル・ウェストブルック、コービー・ホワイト、デマー・デローザンも訪れている。
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