ソフィーは最後のアルバムが今年リリースされることが発表されている。
ソフィーの訃報から3年を経て、ソフィーの家族とコラボレーターは生前のソフィーが取り組んでいたアルバムを完成させている。
『ソフィー』というタイトルのアルバムからは最初の楽曲として“Reason Why”が発表されており、BCキングダムとキム・ペトラスが参加している。
“Reason Why”の音源はこちらから。
アルバム『ソフィー』は9月27日にトランスグレッシヴ・レコーズよりリリースされる。アルバムは長年のコラボレーターであるベニー・ロングがプロデュースしている。
ソフィーの家族は声明で次のように述べている。「我々ソフィーの家族はこのプロジェクトを実現させる第一歩を踏み出した時にアルバムを一緒に構想していた友人たちに連絡を取りました。『私たちはソフィーが残した音楽に安らぎを見出し、ソフィーを世界の中心に置きながらも前に進もうとする中でかけがえのないギフトとなっています』と書いたのです」
「ソフィーはほとんど自身のプライベートについて公の場で話すことはなく、表現したいことはすべて音楽に込めていました。リリースすることを望んだ音楽を世界に公開することだけが正しいことだと感じています。そうすれば、最も愛する形でソフィーと繋がることができると信じています」
声明は次のように続けられている。「このアルバムは時間やジャンルを凌駕するクリエイティヴなヴィジョンとスキルの喧騒によってソフィーの音楽的な歩みについて物語るものとなっています。そのユニークな音の世界は感情的なレベルで迫ってくるもので、リスナーが自己愛と自己受容の果てに光と闇、剛と柔の進化し続けるランドスケープを本能的に受け入れることを促してくれます。サウンドと素材の矛盾を強調するソフィーの作品では、夢見た次元を生み出すために純粋な聴覚が優先されるのです」
「痛烈な意味も込められている本作は、神秘的な未知の世界から、ワイルドなクラブの世界を経て、多幸的な非物質性へと辿り着く生涯の物語となっています。ソフィーは音楽にすべてを捧げ、ソフィーはいつもここにいるのです」
グラスゴーで生まれたソフィーは2010年代を通してナンバーズなどのレーベルを通してシングルや様々なプロジェクトをリリースしてきた。デビュー・アルバム『オイル・オブ・エヴリー・パールズ・アンイサイズ』は2018年にトランスグレッシヴをリリースされ、2019年のグラミー賞で最優秀ダンス/エレクトロニック・アルバムにノミネートされている。
ソフィーはPCミュージックへの貢献でも知られており、マドンナ、レディー・ガガ、チャーリーXCX、ヴィンス・ステイプルズ、キム・ペトラ、アルカともコラボレーションしてきている。
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