リナ・サワヤマはパリス・ヒルトンとのコラボレーションとなるニュー・シングル“I’m Free”をリリースすることを発表している。
新曲のリリースは2人のメールのやりとりをスクリーンショットしたパリス・ヒルトンのインスタグラムへの投稿で明らかになっている。キャプションには「“I’m Free”が6月21日に出ます」と記されている。
メールのやりとりでパリス・ヒルトンは最初に音源と共に「ねえ、シスター。取り組んでいたものがあるんだけど……」とテキストしている。
リナ・サワヤマは「パリス! 心を奪われたわ」と返事をしており、パリス・ヒルトンは「ヴァースをやってみるのはどう?」と述べている。
リナ・サワヤマは「スタジオに向かうわ」と述べており、パリス・ヒルトンは「ワクワクして待ってるわ」と応じている。
投稿の動画ではその「3時間後」に楽曲が完成したことを明らかにしている。
今年3月、リナ・サワヤマは「現在の状況では」次のアルバムをリリースできないと語っている。
リナ・サワヤマはここ1年、「メンタル・ヘルスはひどい状況だった」として次のように語っている。「自分のビジネスを続けて、自分自身や自分のチームを支える方法を見つけられたことは幸運だったけど、新曲ということについては現在の状況では次のアルバムをリリースできない」
「追い詰められていて、どうすればいいか分からない」
リナ・サワヤマはザ・1975のマネージャーであるジェイミー・オーボーンが共同設立したレーベルのダーティ・ヒットと対立することとなっている。マット・ヒーリーによるポッドキャスト『アダム・フリードランド・ショウ』での発言を受けて、2023年のグラストンベリー・フェスティバルでリナ・サワヤマは自身の楽曲“STFU”をザ・1975のマット・ヒーリーに捧げている。
「今夜はこの曲を『ゲットー・ギャガーズ(※ポルノ・サイト)』を観て、ポッドキャストでアジアの人々をからかっている白人に捧げます」とリナ・サワヤマは観客に語っている。「彼は私のマスター音源も持っていますが、もう十分です」
リナ・サワヤマはダーティ・ヒットと契約しており、ザ・1975のマネージャーであるジェイミー・オーボーンが代表取締役を務めている。マット・ヒーリーもダーティ・ヒットの取締役を務めていたが、今年4月にその座を退いている。
インタヴューでリナ・サワヤマは昨年の夏以降、「これまでにない形で強烈な人種差別的女性蔑視を感じている」とも語っている。「あからさまな人種差別的/性差別的振る舞いを批判したことで、公私共々、何度もガスライティングされ、無礼なことをされ、無視され、サイバー空間でいじめを受けたかのように感じている」
「この世界を未来に暮らす世代のために公平で、安全で、やさしいものにしたいと思っている」とリナ・サワヤマは続けている。「最初からずっとそれが私の使命で、自分の声をそのために使ってきた。でも、公に責任を負うことを望まなかった男性に不都合な鏡を突きつけたことで女性は何度も罰せられることになる」
「私は同業者とも話をしているけれど、この業界にはひどい行為が許されている男性がたくさんいることは明らかね」
一方、パリス・ヒルトンは待望のセカンド・アルバム『インフィニート・アイコン』を9月にリリースすることを発表している。
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