トラヴィスは来たるニュー・アルバムより新曲“Bus”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
新曲“Bus”は7月12日にリリースされる通算10作目となるニュー・アルバム『L.A.タイムズ』に収録される。
“Bus”のミュージック・ビデオはこちらから。
“Bus”についてフラン・ヒーリーは次のように語っている。「その日は休暇で、僕は窓の外に目を向けながら、海に浮かぶいくつかのヨットが波に乗って動いているのを眺めていた。曲を書こうとしていたけど、何も思い浮かばなかった。そうしていると、バスを待ち続けた日々のことを思い出したんだ」
「これまで生きてきて、僕はバスを待つだけで半年分くらいの時間を費やしてきたに違いない。いつまで経っても来ないような気がするけれど、大抵はしばらく待っていればバスは現れる。海に浮かぶ何艘もの小さなヨットを見ながら、世界中のバンドやアーティストたちがそれに乗って、自分たちに富と名声をもたらしてくれる突風を待っている光景を想像した」
「僕たちは99年に巨大な突風を捕まえた。だからこそ僕は、そのでたらめな性質を、身を持って証明できる。こんなことをずっと考えている間に、いい感じの短いメロディーが思い浮かんで、その数分後にこの歌ができあがった」
ミュージック・ビデオはスコットランドで撮影され、フラン・ヒーリーが自ら監督し、バンドの友人であるアダム・バクストンが一瞬ゲスト出演している。
来たる新作『L.A.タイムズ』についてフラン・ヒーリーは次のように続けている。「『L.A.タイムズ』は『ザ・マン・フー』以来、最も個人的なアルバムだ。あの頃は、書くべき大きなことがたくさんあったし、人生の地殻変動もあった。曲を書いていたのは22歳のときだった。曲は私のセラピーだった。それから20年以上が経ち、プレートは再びシフトした。話したいことがたくさんあるんだ」
新作のトラックリストは以下の通り。
01. Bus
02. Raze the Bar
03. Live It All Again
04. Gaslight
06. Home
07. I Hope That You Spontaneously Combust
08. Naked In New York City
09. The River
10. L.A. Times
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