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リアム・ギャラガーはマンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドによるFAカップの決勝戦を観に行かない理由について明かしている。

先日、マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドは共にそれぞれチェルシーとコヴェントリーを破って、FAカップの決勝戦へと駒を進めている。マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドが決勝戦でぶつかるのは2年連続で、決勝戦は5月25日にウェンブリー・スタジアムで行われる。

ファンから「FAカップの決勝戦はスタジアムに観に行くのか?」と訊かれたリアム・ギャラガーは次のように答えている。「『ディフィニトリー・メイビー』の30周年記念ツアーのリハーサルで動いているから行かないな。修道僧のような暮らしをして、気合の入った見た目になるよ」

昨年10月、リアム・ギャラガーはオアシスが1994年に発表したデビュー・アルバムの30周年を記念してツアーを行うことを発表している。

ツアーは14公演に及ぶもので、6月1日のシェフィールド公演から始まり、カーディフ公演を経て、ロンドンで4公演を行い、地元マンチェスターでは4公演が行われ、グラスゴーとダブリンでは2公演ずつが開催される。

このツアーでは“Live Forever”、“Supersonic”、“Cigarettes & Alcohol”といった『ディフィニトリー・メイビー』の全曲と当時のBサイドを演奏することが発表されているが、歌うのが最も楽しみな曲について訊かれると、リアム・ギャラガーは先日“I Will Believe”を挙げている。

“I Will Believe”はデビュー・シングル“Supersonic”にライヴ音源が収録されていた楽曲となっている。

ツアーにはキャストとザ・ビューと共にリアム・ギャラガーの息子のジーン・ギャラガーが在籍するヴィラネルも参加することが発表されている。

ヴィラネルは現時点で正式に音源をリリースしていないが、バーミンガム出身のオーヴァーパスのサポート・アクトを務めており、3月21日にはオアシスがクリエイション・レーベルと契約したことで知られるグラスゴーのキング・タッツでもライヴを行っている。

ヴィラネルのサウンドについてはオアシスのようなブリットポップからの影響も見られるものの、90年代のグランジ・シーンからの影響も見られ、あるファンが「上に着ているものを見ると、カート・コバーンの雰囲気があるね」とツイートすると、リアム・ギャラガーは「彼のヒーローなんだ」と応じている。

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