リンキン・パークはチェスター・ベニントンを受け継ぐ女性ヴォーカリストを招いて、2025年にツアーを行うと報じられている。
リンキン・パークは2017年にチェスター・ベニントンが41歳で自殺で亡くなったのを受けて活動を休止している。
しかし、米『ビルボード』誌によれば、リンキン・パークのブッキング・エージェンシーであるWMEはマイク・シノダ、ブラッド・デルソン、デイヴ・ファレルが出演するコンサートやフェスティバルのオファーを受けているという。チェスター・ベニントンを受け継ぐヴォーカリストは明らかになっていないが、情報筋はバンドが女性ヴォーカリストを探していると米『ビルボード』誌に語っている。
先日、オージーのフロントマンであるジェイ・ゴードンはリンキン・パークが女性ヴォーカリストを迎えて復帰するという噂について言及していた。ジェイ・ゴードンはインタヴュー中に次のように語っている。「ここだけの話にしておいてくれ。それが誰かも知らないんだ。でも、女性だとは聞いたよ。彼らはそうやって前に進もうとしているのかもしれない。面白いことになるはずだよ」
その後、ジェイ・ゴードンは自身の発言についてフェイスブックで釈明している。「リンキン・パークのシンガーの件ですが、私はその件について何も知りません。私の言葉を文脈を無視して取り上げたいのでしょうが、私は彼らのことが大好きですし、最善を願っています」
チェスター・ベニントンが亡くなって以来、リンキン・パークの今後については議論が交わされてきた。昨年、マイク・シノダはチェスター・ベニントンのホログラムを使ったライヴを行うつもりはないと語っている。一方、エヴァネッセンスのリード・シンガーであるエイミー・リーは自身がリンキン・パークの新たなシンガーとなるという噂を否定している。「信じられないような賛辞ね。私は聞いたこともなかった。でも、違う。私はそういう連絡をもらったこともない。でも、バンドの大ファンだし、お互いのフィールド、お互いのファンベースには同じ人たちがたくさんいるとも思う」
昨年、リンキン・パークはセカンド・アルバム『メテオラ』の20周年記念盤をリリースしており、ブラッド・デルソンとマイク・シノダは『NME』のインタヴューに応じている。
「それはクリエイティヴな機会が来たら、それを尊重するということなんだと思う」とブラッド・デルソンは今後について語っている。「“Lost”を見つけたのも恥ずかしながら偶然の産物だったんだ。好きだからやっているという感じで、あまり計画性みたいなものはないんだよ。『いい感じだから使ってみよう』という感じで、オーガニックな調子で、いつもそうしてきた。常にいいクリエイティヴな機会がある時に最高の作品ができるんだよ」
昨年11月にマイク・シノダは別の機会にリンキン・パークの今後について「今のところ、計画しているものはない」とも語っていた。「ベスト盤とか、これまでの作品のリマスターとかは好きじゃないんだ。だから、リンキン・パークのアルバムをリイシューする時は大規模なものとしてやりたいね。そうしたクオリティにならないんだったら、やらないよ。素晴らしいものじゃなければ、やるべきじゃないんだ」
リンキン・パークはその後『ワン・モア・ライト』の未発表曲である“Friendly Fire”をリリースして、グレイテスト・ヒッツ・アルバム『ペイパーカッツ(シングルス・コレクション2000-2023)』を今月リリースしている。
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