レディオヘッドのトム・ヨークは映画『コンフィデンザ』のサウンドトラックの詳細を発表して、最初の楽曲となる“Knife Edge”が公開されている。
映画『コンフィデンザ』はダニエーレ・ルケッティが監督で、ドメニコ・スタルノーネの著書を原作としたもので、今年1月にトム・ヨークが劇中スコアを手掛けたことが明らかになっていた。
今回、サウンドトラックはザ・スマイルのドラマーであるトム・スキナーが参加したジャズ・アンサンブルと共にロンドン・コンテンポラリー・オーケストラを迎えて制作されている。
サウンドトラックはデジタルで4月26日にリリースされ、CDとアナログ盤では7月12日にリリースされる。サウンドトラックからは“Knife Edge”がミュージック・ビデオと共に公開されている。
Here is Knife Edge from the Confidenza soundtrack, accompanied by an extract from the film edited by Ael Dallier Vega.
To pre-order/listen/watch etc https://t.co/vcBqmUIsIE pic.twitter.com/03OWtgD0tf
— Thom Yorke (@thomyorke) April 22, 2024
また、サウンドトラックの収録曲である“Prize Giving”も同時公開されているほか、導入曲“The Big City”は2月にトム・ヨークがザ・スマイルのBBC 6・ミュージック「アーティスト・イン・レジデンス」シリーズのプレイリスト内で一足先に披露している。
エリオ・ジェルマーノ、ヴィットリア・プッチーニ、イザベラ・フェラーリが出演する映画はローマの荒廃した高校で働くピエトロ・ヴェッラを描くものとなる。説明には次のように記されている。「彼は生徒たちがより良い未来を目指して努力する手助けができると強く信じていた。聡明で反抗的な生徒であるテレサは彼と彼の授業にすっかり心を奪われる。数年後、2人は再会し、ロマンチックな関係になる。テレサは、二人の深い秘密を分かち合わないと一生の絆にならないと主張する。しかし、ピエトロが打ち明けるとすぐに、関係は終わることになる」映画は4月24日にイタリアで公開される。
トム・ヨークは2018年公開の映画『サスペリア』のスコアを手掛けており、ポール・トーマス・アンダーソン監督の『アニマ』の音楽も手掛けている。2019年にはエドワード・ノートン監督の『マザーレス・ブルックリン』に音楽を提供し、2022年には『ピーキー・ブラインダーズ』の最終シリーズのために2曲のオリジナル・トラックを書き下ろしている。
リリースの詳細は以下の通り。
label: XL Recordings / Beat Records
artist: Thom Yorke
title: Confidenza
release: 2024.07.12
CD 国内盤 (解説書・歌詞対訳付き/UHQCD仕様):¥ 2,800 +tax
CD 輸入盤:¥ 2,200 +tax
LP 国内仕様盤 (数量限定/クリーム・ヴァイナル/日本語帯付き):¥ 5,900 +tax
LP 限定盤 (数量限定/クリーム・ヴァイナル/Indie Exclusive):¥ 5,600 +tax
LP 輸入盤:¥ 5,300 +tax
01.The Big City
02.Knife Edge
03.Letting Down Gently
04.Secret Clarinet
05.In The Trees
06.Prize Giving
07.Four Ways In Time
08.Confidenza
09.Nosebleed Nuptials
10.Bunch Of Flowers
11.A Silent Scream
12.On The Ledge
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