フー・ファイターズのデイヴ・グロールは現地時間3月20日にチャリティ・ライヴにソロとして出演して、ジョシュ・ホーミについて書いた新曲を披露している。
デイヴ・グロールはカリフォルニア州ロサンゼルスのザ・ベラスコで開催された「ジョシュ・ホーミ&フレンズ」にベックやセイント・ヴィンセント、ザ・キルズらと共に出演している。この公演は「病気や障害と闘うミュージシャン、レコーディング・エンジニア、その家族を支援するために2013年に発足した」スウィート・スタッフを支援するものとなっている。
「ジョシュ・ホーミから今夜出てくれないかと言われたときは『もちろん』と答えたよ」とデイヴ・グロールは観客に語っている。「そこから何日か『何を演奏しようかな?』と考えていたんだ」
デイヴ・グロールは次のように続けている。「最初のアイディアは『そうだな、これだったら面白いだろう。ドージャ・キャットの曲でもやってみようかな』という感じだった。それで『Bitch, I said what I said』と歌うあの曲(“Paint The Town Red”)を何日か覚えようとしてたんだ」
「でも、あの曲は歌詞が多いんだよね。おそらく“The Sound Of Silence”よりも多いんじゃないかな。あの曲も多いけどさ。午前2時に目を覚まして、『何千回も“Everlong”をやるつもりはない』と思ったりもしたよ」
デイヴ・グロールは「素晴らしいアコースティック・カヴァー」のプレイリストをスポティファイで聴いたりもしたが、「新しい曲を書く」ことにしたと説明している。
「だから、クールじゃないようなことをやっていたんだけどさ」とデイヴ・グロールは続けている。「でも、友人であるジョシュについて心からの真剣な曲を書いてみた。僕らがここに集まったのも一つの大きな理由だけなんだ。あの男じゃなかったら、ここに集まったか分からないからね。あの男が電話してきて、『何かやろうと思っているんだけど……』と言って、やる気にさせてくれるんだ」
「だから、彼のことを歌にして、彼の友達の前で彼を困らせてやろうと思ったんだ。どれだけ好きかを本気で歌うことによってね。こんなの大声で歌ったことないけどさ」
パフォーマンスを終えて、ジョシュ・ホーミはデイヴ・グロールにハグしている。
先日、ジョシュ・ホーミはデイヴ・グロール、レッド・ツェッペリンのベーシストであるジョン・ポール・ジョーンズから成るスーパーグループ、ゼム・クルックド・ヴァルチャーズを再結成させたいと語っている。
「ゼム・クルックド・ヴァルチャーズをもう一度再結成させるのは自分の仕事ではないんだよね。デイヴ・グロールの仕事だよ。自分の担当は歌詞を書いて、曲を書いてみようとすることだね」
ジョシュ・ホーミは次のように続けている。「デイヴにはこのことを知って欲しいんだけどさ。自分としてはゼム・クルックド・ヴァルチャーズを再結成させて、もう一度やってみたいんだ」
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