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ビリー・アイリッシュは兄のフィニアスと共に第96回アカデミー賞で二度目の受賞となったことを受けて、「昨晩は悪夢を見た」と語っている。

ビリー・アイリッシュとフィニアスはグレタ・ガーウィグが監督した映画『バービー』に提供した“What Was I Made For?”で最優秀歌曲賞を受賞している。

これは一昨年に『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』に提供した“No Time To Die”で受賞した初のアカデミー賞に続くものとなっている。

「昨晩は悪夢を見た」とビリー・アイリッシュは受賞スピーチを始めたが、逸話をこれ以上披露することを考え直している。「アカデミー賞、本当にありがとう。こんなことになるなんて思っていなかった。予想していなかったの。ものすごくラッキーだし、光栄に思います」

ビリー・アイリッシュは続けてグレタ・ガーウィグに感謝して、「この受賞やこの映画、そして私に感じさせてくれたことに感謝している」と述べている。「この映画とその素晴らしさに影響を受けた人々全員にこの賞を捧げます」

フィニアスがチーム、両親、親友、交際相手に感謝した後、ビリー・アイリッシュは再びマイクを手にしている。「親友のゾーイには子どもの頃、一緒にバービーで遊んで、ずっと側にいてくれることに感謝したい。ダンスの先生にも合唱の先生、ブリガムさんにも感謝したい。私のことを信じてくれて、ありがとう。T先生、あなたは私のことを好きじゃなかったけど、いい仕事をしてくれたと思う」

ビリー・アイリッシュについては“What Was I Made For?”のパフォーマンス映像も公開されている。

他の賞に関しては13部門で最多ノミネートとなっていた映画『オッペンハイマー』が作品賞、監督賞、主演男優賞(キリアン・マーフィ)、助演男優賞(ロバート・ダウニー・Jr)、撮影賞、編集賞、作曲賞と最多7部門で受賞を果たしている。

映画『オッペンハイマー』は3月29日より日本公開されることが決定している。

日本からは、スタジオジブリの宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』が長編アニメ映画賞を、山崎貴監督作『ゴジラ-1.0』が視覚効果賞を受賞している。

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