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マドンナは「セレブレイション・ツアー」の最近の公演で昨年の夏に経験した昏睡状態から目を覚まして最初に口にした言葉を明かしている。

マドンナは昨年UKから「セレブレイション・ツアー」を開幕させており、現在は北米ツアーを行っているが、現地時間3月4日にカリフォルニア州イングルウッドで行った公演で観客に対して死にかけた体験について語っている。

「昨年の夏は驚かされたわ」とマドンナは語っている。「いわゆる死にかけるような体験をした」

「本当に怖かった。だって、治療によって昏睡状態に陥っていて、4日間も分かってなかったんだから。でも、目を覚ました時に最初に発した言葉は『ノー』だった。確かに神様が私に言ってきたのよ。『一緒に来たいか? 私と一緒にこっちに来たいか?』ってね。それで私が言ったのは『ノー、ノー!』だった」

マドンナは医師が観客として会場を訪れていることを明かして、感謝の言葉を述べた後、療養中は太陽の光を浴びるように医師から勧められたと説明している。

「家から裏庭まで歩いていって、日差しの中で座るのが自分にとっては本当に大変だった」とマドンナは振り返っている。「バカげた話に聞こえることはもちろん分かっている。でも、大変なことだったの。いつ起きることができるかも分からなかったし、いつもう一度自分に戻れるかも分からなかった」

マドンナは次のように続けている。「自分をコントロールできると思えないというのは不思議なことだった。それはなすがままにするという教訓になった」

今年1月、マドンナはコンサートの開始時間が2時間遅れたことで2人のファンから訴えられている。

マドンナは昨年12月のニューヨーク公演が遅れて始まっており、その結果、訴訟を起こされている。

バークレイズ・センターで行われた公演は20時30分から始まる予定だったが、マドンナは22時30分までステージに上がることはなかった。

チケットを購入したマイケル・フェロウズとジョナサン・ハデンは「真夜中に取り残され」「限られた公共交通機関しか利用できない状況になった」と主張している。

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