パラモアは“Thick Skull”のミュージック・ビデオを公開して、バンドの今後について言及している。
“Thick Skull”のミュージック・ビデオは“This Is Why”のビデオも手掛けたターンスタイルのフロントマンであるブレンダン・イェイツが監督しており、物語が続く形で描かれている。今回、ヘイリー・ウィリアムスはヴァンの後ろに乗ってい移動していたが、最終的にヴァンは事故に遭うこととなっている。
“Thick Skull”は昨年リリースされた通算6作目となるアルバム『ディス・イズ・ホワイ』の最後に収録されている。
“Thick Skull”のミュージック・ビデオはこちらから。
加えてヘイリー・ウィリアムスはバンドの今後について言及して、ミュージック・ビデオを重ねながら「ヴァンが事故に遭ってしまった」と述べている。
「バンドをやりたくないと思った時期なんて覚えていない。同じようなクレイジーな人たちと力を合わせないことは物事を創造する勇気を持てないことを意味するかもしれないことは分かっている。そうだとしても、それを共有するようなリスクを犯さないかもしれない。自分勝手? そうかもしれない。もしくは孤独? おそらく『家を出る』というのは本当の弱さをさらすことのメタファーなのだろう」
「この仕事には自分自身を鏡や黒のスクリーンで確認することが含まれている。大雑把に認知されることはピエロみたいなものだったりする。日によって、おどけていたり、怖かったりする」
「でも、歳を重ねるにつれて、少しずつ人からいい人として見られたいという絶え間ない思いがなくなっていった。実のところ、毎日学んでいるのは綺麗に収まる箱なんてないことだった。大人になってからも多くの季節で鏡を見るのはすごく大変だったけど、でも、パラモアを誠実さ(そして、ダークで自虐的なユーモアを交えながらうまく)をもって率いていく力について疑うことはもうなくなった」
「家がメタファーになり得るようにバンドもメタファーになる。パラモアとは私と友人たちで最も厳しい教訓を学ぶための手段だった。それは私たちを近づけ、殺されそうにもなった。こうしたメタファーは人生にも言える。自分を踏み止まらせるもの、勇気を与えるもの、つらくても恥ずかしくても自分を成長させるものとかね」
「パラモア、バンドという意味ではメタファーではない。私たちはヴァンが事故に遭ってしまった。私たちは新しい道を探しているところで、新しい地図があり、ゼロ地点から始めていくことになる。今は小さい文字で書かれた但し書きを読んでいるところね」
「私たちが必要としてきたように私たちのバンドを必要としてきた人たちに愛を。感謝していることを分かってほしい」
ヘイリー・ウィリアムスは先月、アトランティック・レコードとの契約が終了して、「独立したばかり」であることを明かしている。
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