グリーン・デイのビリー・ジョー・アームストロングは現地時間2月27日にロンドンで行ったザ・カヴァーアップスのライヴでコートニー・ラヴと共演している。
ロックやパンクの定番曲を演奏する即興ライヴで知られるザ・カヴァーアップスはロンドンで2つのサプライズ公演を行うことを発表しており、ザ・ガレージで行われたライヴにはセックス・ピストルズのグレン・マトロック、ブロンディのクレム・バーク、コメディアンのフランク・スキナーが観客として訪れている。
「みんな、元気かい?」とビリー・ジョー・アームストロングはステージに着いて語っている。「ザ・カヴァーアップスだよ。カヴァー曲をやるんだ。家でやるようなもので、単に集まってワイワイやる友だちなんだよ。言ってみればカラオケみたいなものだね」
「御託はいいから1曲目をやるよ」と言って、ビリー・ジョー・アームストロングはザ・プリムソウルズの“A Million Miles Away”を演奏している。
ラモーンズ、プリテンダーズ、セックス・ピストルズ、ブライアン・アダムス、ザ・クラッシュ、デヴィッド・ボウイの名曲を演奏して、観客からは「ビリー・ジョー」のチャントが起こった後、ザ・カヴァーアップスはスペシャル・ゲストをステージに迎えている。
「レディーズ・アンド・ジェントルマン、コートニー・ラヴだよ」とビリー・ジョー・アームストロングが紹介すると、コートニー・ラヴはマイクを手にとって次のように語っている。「ありがとう、ビリー・ジョー。私の名前はコートニー・ラヴ。私のことを覚えてないかもしれないけど、9年間、バーミンガムの洞窟で暮らしてきた。この曲をやってみようと思うけど、いい?」
コートニー・ラヴとバンドはチープ・トリックの“‘He’s a Whore”を演奏した後、トム・ペティの“Even the Loser”が続き、チープ・トリックの“Surrender”に戻っている。他にもトミー・ジェイムス&ザ・ションデルズの“I Think We’re Alone Now”、ザ・ストロークスの“Last Nite”、ニルヴァーナの“Drain You”、ザ・クラッシュの“Should I Stay or Should I Go”が演奏されている。
この日のセットリストは以下の通り。
‘A Million Miles Away’ (The Plimsouls cover)
‘I Wanna Be Sedated’ (Ramones cover)
‘Ready Steady Go’ (Generation X cover)
‘I Think We’re Alone Now’ (Tommy James & the Shondells cover)
‘Message of Love’ (Pretenders cover)
‘Summer of ’69’ (Bryan Adams cover)
‘Walking Out on Love’ (Paul Collins Beat cover)
‘I Fought the Law’ (The Crickets cover)
‘Ever Fallen in Love (With Someone You Shouldn’t’ve)’ (Buzzcocks cover)
‘I’m So Bored With the U.S.A.’ (The Clash cover)
‘Ziggy Stardust’ (David Bowie cover)
‘Dancing With Myself’ (Generation X cover)
‘He’s a Whore’ (Cheap Trick cover – with Courtney Love)
‘Even the Losers’ (Tom Petty cover – with Courtney Love)
‘Neat Neat Neat’ (The Damned cover)
‘Drain You’ (Nirvana cover)
‘Last Nite’ (The Strokes cover)
‘American Girl’ (Tom Petty and the Heartbreakers cover)
‘Love is for Losers’ (The Longshot cover)
‘Fox on the Run’ (Sweet cover)
‘Rockaway Beach’ (Ramones cover)
‘Should I Stay or Should I Go’ (The Clash cover)
‘Surrender’ (Cheap Trick cover – with Courtney Love)
Encore:
‘Where Eagles Dare’ (Misfits cover)
ザ・カヴァーアップスは3月1日に100クラブでライヴを行うことも決定している。グリーン・デイは今年1月に通算14作目となる最新作『セーヴィアーズ』をリリースしており、5月から大規模なワールド・ツアーをスタートさせることが決定している。ツアーではウェンブリー・スタジアム公演を行うことも決定しており、ワイト島フェスティバルではヘッドライナーを務めることも決定している。
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