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ウルフ・アリスはコロンビア・レコーズと契約して、メジャー・レーベルの世界に進出したことが明らかになっている。

ブリット・アウォーズも受賞したウルフ・アリスは2015年発表の『マイ・ラヴ・イズ・クール』、2017年発表の『ヴィジョンズ・オブ・ア・ライフ』、2021年発表の『ブルー・ウィークエンド』でダーティ・ヒットとの契約が終了しており、今回コロンビア・レコーズに移籍したことが明らかになっている。

BNNによれば、ウルフ・アリスのマネージャーであるスティーヴン・ターヴァナーが示唆したところによると、ダーティ・ヒットからの離脱は「突然のもの」ではなく「計画的な移籍」で、「ダーティ・ヒットのジェイミー・オボーンによる理解を得たもの」だという。BNNはソニー・ミュージック・エンタテインメントのCEOであるロブ・ストリンガーがバンドの「熱烈な支持者」であるとも報じている。

このところウルフ・アリスについては表立った活動はないものの、彼らの楽曲“Don’t Delete The Kisses”はドラマ『ザ・ボーイズ』のスピンオフ作品『ジェン・ブイ』で使用されている。バンドは4枚目のアルバムを準備していると見られている。

昨年9月、ウルフ・アリスは小児ガンのチャリティ団体であるフリンズ・バーンへの寄付を募るバーンフェストの一環でロンドンのセブライト・アームズで貴重なライヴを行っている。

この公演では2021年発表の『ブルー・ウィークエンド』のデラックス・エディションに収録されていたアレックス・Gの“Bobby”やザ・ポーグスの“I’m A Man You Don’t Meet Everyday”、ジョニー・フリンの“The Water”、トラディショナルのアメリカン・フォーク・ソング“Plastic Jesus”といったカヴァーが演奏されており、自身の楽曲もアコースティックで披露されている。

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