ザ・ストーン・ローゼズはマンチェスター・ユナイテッドとアディダスとコラボレーションしてアパレルを発売することが決定している。
ザ・ストーン・ローゼズとマンチェスター・ユナイテッド、アディダスによるコラボレーションは80年代後半のインディ・ミュージック・シーンと共に隆盛した「マッドチェスター」の時代に捧げられたものとなっている。
新コレクションの大半は1989年にリリースされたザ・ストーン・ローゼズのセルフタイトルのデビュー・アルバムのアートワークが中心となっている。
コレクションの中心となるマンチェスター・ユナイテッドのユニフォームはギタリストのジョン・スクワイアが手掛けたもので、肩から袖にかえて赤・白・青の3本線が入り、襟の内側には「ザ・ストーン・ローゼズ」の文字が金色で入っている。
また「This is the One」のフレーズも使われており、2枚のレモンの輪切りがフットボールに置き換えられている。ユニフォームと並んで、黒のトラックスーツ、黒のショートパンツ、長袖Tシャツ、スカーフ、バケットハットといった日常向けのアイテムも発表されている。いずれの商品もマンチェスター・ユナイテッドのバッジとザ・ストーン・ローゼズのレモンが使われている。
「ザ・ストーン・ローゼズの音楽は92年の有名なシーズンのサウンドトラックとして記憶されています。このコレクションはクラブとバンドが体現しているサッカーと音楽カルチャーの美しい融合となっています」とアディダスのデザイン・ディレクターのイニゴ・ターナーは語っている。
マンチェスター・ユナイテッドのジェイムス・ホロイドも次のように続けている。「このコレクションは昔からのファンも新しい世代のサポーターも両方につながるような方法で、私たちが共有する歴史を認識するものです」
発売を記念して、男女両チームの選手たちがザ・ストーン・ローゼズの有名なポートレイトにオマージュを捧げた写真撮影に参加している。また、ゲイリー・ネヴィル、ウェス・ブラウン、リアム・フレイが出演するショートフィルム『ローゼズ・アー・レッド』も公開されている。
リアム・ギャラガーとジョン・スクワイアはコラボレーションによるアルバム『リアム・ギャラガー ジョン・スクワイア』を3月1日にリリースすることを発表している。
アルバムからは先月初旬にJust Another Rainbowが公開されたのに加え、1月26日には2曲目の楽曲となる“Mars To Liverpool”が公開されている。
リアム・ギャラガーはアルバムについて次のように語っている。「みんなにこのアルバムを聴いてもらうのが待ちきれないよ。ザ・ストーン・ローゼズとか、オアシスとか、そういうものを好きだった人たちだよね。そういう人だったら気に入ってもらえると思う。スピリチュアルで、決定的なんだ」
ジョン・スクワイアは次のように続けている。「曲を書き始める時にネブワースの公演をやったことが新鮮な状態だったことに影響を受けたと思う。そこからあまりロックになり過ぎないように舵を取って、感情を加えていこうとしたんだ」
「それが気に入っているところがあるんだよね。メランコリックなものもあれば、気分が上がるものもあれば、不遜で荒々しく粗野なところもある。いろんなものが少しずつあって、それがいい混ざり具合になっているんだよ。一緒にやればいいサウンドになるとは直感で思っていたけど。こんなに合うとは思っていなかったんだ」
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