ジョー・バイデン大統領はアメリカ大統領選挙を制するためにテイラー・スウィフトからの支持を取り付けようとしていると報じられている。
アメリカ大統領選挙に勝利するための方策としてジョー・バイデン大統領陣営は成功を収めるためのいくつかの施策を打ち立てており、共和党候補として出馬しているドナルド・トランプ前大統領を「アメリカ政府と市民社会に対する致命的な脅威として描く計画」や「中絶の権利に大きな重点を置く」方針を取っている。そうしたものと並んで、ジョー・バイデン大統領はテイラー・スウィフトの支持を取り付けることを望んでいる。
2020年のアメリカ大統領選挙ではテイラー・スウィフトは投票日前日にインスタグラムに投稿した動画でジョー・バイデン大統領を支持することを表明していた。昨年、テイラー・スウィフトは次の米大統領選挙で行動に移すように呼び掛けており、記録的な人数がVote.orgのウェブサイトを訪れることとなっている。
『ニューヨーク・タイムズ』紙はテイラー・スウィフトがもう一度ジョー・バイデン大統領を支持することになれば、「ジョー・バイデン陣営にとって思いもよらぬ夢(wildest dreams)を後押しすることになるだろう」と述べている。
昨年10月、ジョー・バイデン大統領の筆頭代理人であるカリフォルニア州知事のギャヴィン・ニューソンはテイラー・スウィフトが「2024年のアメリカ大統領選挙に強力な影響を与えることになる」と考えていると語っている。
ギャヴィン・ニューソンは『TMZ』から選挙に与える有名人の影響力について訊かれると、即座にテイラー・スウィフトとその若年層の有権者への影響力に着目して、「断固としていて独自のものだ」と評している。
「彼女が達成したことは、若い人々に活力を与え、自分たちには声があり、次の選挙で声を上げるべきだと考えさせることであり、その影響力は深く強力なものだと思う」
2018年、テイラー・スウィフトは自身の政治姿勢について長い沈黙を破り、人権を理由に中間選挙で民主党を支持することを明らかにしている。
テイラー・スウィフトは2016年のアメリカ大統領選挙の際にはドナルド・トランプへの見解を口にしなかったことで批判も受けていた。
一方、デヴィッド・レターマンはテイラー・スウィフトとトラヴィス・ケルシー選手について腹を立てているNFLファンに言及して、「黙ってほしい」と述べている。
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