Photo: CORY INGRAM/NME
ザ・1975のマット・ヒーリーは、バンドをできる限りビッグにしたいと話し、リリース予定のセカンド・アルバムを「世界が求めている」と語っている。
ザ・1975は2月26日に『君が寝てる姿が好きなんだ。なぜなら君はとても美しいのにそれに全く気がついていないから。』をリリースする予定となっている。アルバムには“Love Me”や“The Sound”といったシングルが収録される。
『NME』に対して語ったところによると、マット・ヒーリーは自分たちは野心の欠落とは無縁であり、メインストリームの層に音楽を届けるだけの気合いが足りないバンドを酷評している。また「自分の芸術を人に届ける気がないなら、アーティストとしての価値がない」とも語っている。
「インディーズ・バンドのやつらの『周りの評価なんかどうでもよくて、クソみたいな音楽を作ってても何も言われたくないぜ』みたいなのが大嫌いなんだよ。今のインディーズってそんな感じだ。そういう『どうでもいい』っていう愚かな感覚がムカつく。それならやるなよ。辞めちまって何か違うことやれよって思うね」
マット・ヒーリーはザ・1975のニュー・アルバムの野心的な側面が障害になる可能性もあると認めているが、このアルバムを制作する上では他にやりようがなかったのと語っている。「全曲まったくタイプが違う17曲分の1時間15分の間、座って聴いてくれるかどうか試しているんだ」と彼は語る。「とても感情的な投資だね。芸術だよ。僕がやりたいことなんだ。世界はこのアルバムを求めている」
ザ・1975はセカンド・アルバムのリリースに伴って、3月にUKツアーを行うことが発表されている。
ザ・1975は3月7日よりスタートするロンドンのO2アカデミー・ブリクストンでの3公演からUKツアーをスタートさせ、マンチェスターとグラスゴーで公演を行った後、3月22日のバーミンガムのバークレイカード・アリーナの公演でUKツアーを締めくくる予定となっている。
ツアー日程は以下の通り。
London, O2 Academy Brixton (March 7-9)
Manchester, O2 Apollo (March 13-15)
Glasgow, O2 Academy (March 18-19)
Birmingham, Barclaycard Arena (March 22)
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