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レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフロントマンであるアンソニー・キーディスは伝記映画が製作される見込みだと報じられている。

ユニバーサル・ピクチャーズは2004年刊行のアンソニー・キーディスの自伝『スカー・ティッシュ』についてオプション契約を結んだと『デッドライン』は報じている。報道によれば、映画は製作の初期段階にあるとのことで、アンソニー・キーディスをはじめ、映画プロデューサーのブライアン・グレイザー、マドンナのマネージャーであるガイ・オセアリーが映画のプロデューサーを務める。

映画の暫定的な公開日や監督、キャストなどは現時点で発表されていない。

『スカー・ティッシュ』では父親との関係、ドラッグ依存症、ヘロインのオーヴァードーズによるギタリストのヒレル・スロヴァクの死、フリーとバンドを続けていくことなどが描かれている。

ユニバーサル・ピクチャーズはアンソニー・キーディスの自伝の映画化について「アーティスト、依存症者、バンド首謀者の衝撃的なほど率直なポートレート」になると述べているという。

アンソニー・キーディスは2016年『ザ・サン』紙に自伝を書いたことへの後悔を口にしている。「いろいろつらいことがあったから、しばらくはあの本を後悔していたんだ。でも、長期的にポジティヴな反響があることが見え始めた。病院や刑務所、学校の人たちが読んで、ポジティヴな効果があったんだ」

アンソニー・キーディスは次のように続けている。「あの本を書いたのは自分のためではなく、落ちても戻ってきて、生産的で成功を収める幸せな面白い人生を送れることを見せることだったんだと気づいた。どんな恥や苦痛、困難、つらさを経験したとしても、その価値はあるんだよ。だって、子どもたちがあの本を読んで、ちゃんとするようになったって多くの人に言われたからね」

レッド・ホット・チリ・ペッパーズはポスト・マローン、フレッド・アゲインと共に2024年のボナルー・フェスティバルのヘッドライナーを務めることが発表されている。

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