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ビヨンセは『ルネッサンス』ツアーで使われたロボットのヘッドピースについて日本人イラストレーターが真似をされたと述べている。

空山基は緻密かつハイパーフェミニンでエロティックなロボットで知られるイラストレーターで、ザ・ウィークエンドとは「アフター・アワーズ・ティル・ドーン」ツアーで巨大なロボットを登場させる形で仕事をしている。

今回、空山基は『ルネッサンス』ツアーで使われたヘッドピースのデザインが自身の作品を真似していると主張している。空山基はインスタグラムで次のように述べている。「やあ、ビヨンセ、“正式に”話をくれるべきだったんじゃないかな。そうすれば、ザ・ウィークエンドのようにもっといい作品を作れたと思うよ」

空山基は問題のヘッドピースの写真と自身のイラストを一緒に投稿している。

ビヨンセはこのヘッドピースについてティエリー・ミュグレーの1995年の秋冬コレクションを参考にしたと見られている。一部報道によれば、この時のコレクションは空山基のロボットとアニメ『メトロポリス』をインスピレーションにしていたとも言われている。空山基がティエリー・ミュグレー自身と実際に仕事をしたという報道もあるが、事実かどうかは分かっていない。

ビヨンセは先日、映画『ルネッサンス:ア・フィルム・バイ・ビヨンセ』のエンド・ロールで使用された新曲“Mt House”をリリースしている。

一方、テイラー・スウィフトは自身の「ジ・エラズ」ツアーがビヨンセの『ルネッサンス』ツアーと比較されることについて語っている。「今年の夏はたくさんのスタジアム・ツアーがあったけど、比較されたのは私のツアーとビヨンセのツアーだけだった。2組のアーティストはそうした議論に加わることを拒否しているというのに、2人の女性を対立させるのは(熱狂的ファンを意味する)スタン・カルチャーやメディアがもうかるからなのは明らかよね」

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