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ボーイジーニアスはフル・デビュー・アルバムにデイヴ・グロールがゲスト参加するはずだったが、「寝過ごした」ことを明かしている。

ボーイジーニアスは『ザ・レコード』が「NMEが選ぶアルバム・オブ・ザ・イヤー2023」の1位を獲得したことを受けて、『NME』のインタヴューを受けている。

フィービー・ブリジャ―ズ、ルーシー・ダッカス、ジュリアン・ベイカーによるボーイジーニアスはアルバムにデイヴ・グロールがゲスト参加するかもしれなかったことを語っている。

フー・ファイターズとツアーしたことがあって、彼のことを知っている友人がいたの」とフィービー・ブリジャ―ズはデイヴ・グロールとのコラボレーションが持ち上がった経緯について語っている。「デイヴ・グロールがスタジオに来て、演奏してくれるという、実現はしなかったけど、そういう繋がりがあったの」

どの曲にデイヴ・グロールが参加する予定だったかは明かさなかったものの、最終的には実現しなかった理由についてフィービー・ブリジャ―ズはデイヴ・グロールがセッションに「寝過ごした」と語っている。「結局、会えなかったんだ」

アルバムでの共演は実現しなかったものの、デイヴ・グロールはボーイジーニアスのライヴでサプライズでドラムを担当するという共演は実現させている。

10月31日にハリウッド・ボウルで行われた公演でデイヴ・グロールはボーイジーニアスと共演して、『ザ・レコード』に収録されている“Satanist”のドラムを担当している。

この日はハロウィンということもあって、デイヴ・グロールは全身黒の衣装で顔にフェイスペイントを施しており、フィービー・ブリジャーズ、ルーシー・ダッカス、ジュリアン・ベイカーから成るボーイジーニアスのメンバーはキリスト教の「父・子・霊」の格好をしていた。

この時の共演についてフィービー・ブリジャ―ズは『NME』に次のように語っている。「デイヴ・グロールとはビリー・アイリッシュのライヴの楽屋で友人になったんだけど、彼は最高にクールよね。『デイヴ・グロールと会ったけど、彼はロックスターがどんなものかという期待を超えてくる』って男友達にメールした。歳の重ね方や人生の進め方という点で、グループとして追い求めているものがたくさんある」

ボーイジーニアスは最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞を含む6部門にグラミー賞にノミネートされている。フィービー・ブリジャーズはシザとの“Ghost in the Machine”もグラミー賞にノミネートされている。

『サタデー・ナイト・ライヴ』への出演に先立ってボーイジーニアスはグラミー賞のノミネートについて駐車場で「デイヴ・グロールと喧嘩することになる」と冗談を飛ばしている。

フィービー・ブリジャーズはグラミー賞のノミネートについて「本当にドープよね」と語った上で「駐車場でデイヴ・グロールと喧嘩することになる」と冗談を飛ばしている。

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