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テイラー・スウィフトは2016年のカニエ・ウェストと当時の妻だったキム・カーダシアンとの確執で「心理的に追い込まれることになった」と語っている。

2016年、テイラー・スウィフトはカニエ・ウェストの“Famous”で「ビッチ」と呼ばせることは許可していないと主張していたが、キム・カーダシアンはテイラー・スウィフトとカニエ・ウェストがそれに合意していると見られる通話の動画を公開している。

テイラー・スウィフトはこの出来事を受けて表舞台から遠ざかり、彼女のメンタル・ヘルスに大きな影響を与えることとなった。

「間違いなく私のキャリアは自分から奪われることとなった」とテイラー・スウィフトは『タイム』誌に語っている。「完全に仕組まれたことよね。違法で録音した電話をキム・カーダシアンは編集して、私が嘘つきであるとみんなに言うために公開された。それまでにはなかった形で心理的に追い込まれることになった」

あの騒動の影響について現在33歳のテイラー・スウィフトは次のように続けている。「海外に移って、1年間、借りた家を離れることができなかった。電話に出るのが怖かった。誰も信じることができなくて、人生からほとんどの人を遠ざけることとなった。すごく落ち込んだわ」

テイラー・スウィフトは2017年発表のアルバム『レピュテーション』で復帰を果たすことになるが、当初は懐疑的な目で見られ、あの一件を振り払えないのではないかと心配していたという。

「あの反発を受けた時期がネガティヴな形で残りの人生を決めてしまうことになるんじゃないかと思っていた」

テイラー・スウィフトは『タイム』誌の最新号で「2023年のパーソン・オブ・ザ・イヤー」に選出されており、NFL選手のトラヴィス・ケルシーとの交際についても語っている。

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