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テイラー・スウィフトはチャールズ3世の戴冠式コンサートへの出演を断ったと報じられている。

王室の専門家であるオミッド・スコビーの新刊『エンドゲーム:インサイド・ザ・ロイアル・ファミリー&ザ・モナーキーズ・ファイト・フォー・サヴァイヴァル(原題)』でテイラー・スウィフトは依頼を断ったとされている。オミッド・スコビーはテイラー・スウィフトが断った理由については明言していないが、戴冠式コンサートの当日にテイラー・スウィフトは「ジ・エラズ」ツアーのナッシュヴィル公演を行っている。

チャールズ3世は昨年亡くなったエリザベス2世から王位を引き継いだ翌日の2023年5月6日に新君主として戴冠式を行っている。戴冠式コンサートについてはエド・シーラン、アデル、ロビー・ウィリアムス、ハリー・スタイルズ、スパイス・ガールズも出演を断っている。

オミッド・スコビーはこうした出演辞退が「つまらないことのように思えるかもしれない」が「もっと深い部分で作用している」ことの兆候だと述べている。

オミッド・スコビーは戴冠式コンサートに出たいアーティストの欠如はチャールズ3世がエリザベス2世ほど人気がないことの表れで、戴冠70周年コンサートを引き合いに出している。

「チャールズ3世には必要とされる重々しさがありません。それも納得で、彼は人生の大半を母親の名声というグランドクラスのクルーズ船で過ごしてきました」とオミッド・スコビーは述べている。「事実、イギリス王室への好意的な意見はエリザベス2世の死後4ヶ月で68%から54%まで下落しました」

「セレブリティへの執着とポップ・カルチャーのアイコンという時代において、エルトン・ジョンやハリー・スタイルズも気にしていないのなら、なぜ私たちが気にしなければならないのでしょう」

チャールズ3世の戴冠式コンサートについてはアデルとエド・シーランの出演が熱望されていたと報じられている。しかし、エド・シーランはツアー日程と重なっており、アデルは依頼に応じなかったという。

「国王は出演してほしいアーティストをいくつか挙げており、その中にはアデルとエド・シーランもいました」と戴冠式イベントの主催者は語っている。「コンサートに参加してもらうことを熱望していました。タレントと交渉するチームがあって、2人にアプローチしたのですが、その返事は難しいというもので、大きく落胆することになりました。彼らはショウビズ界の巨人で、まさにイギリスのアーティストで、世界的に知られています。すごく残念です」

戴冠式コンサートにはテイク・ザット、ケイティ・ペリー、ライオネル・リッチー、アンドレア・ボチェッリ、フレイヤ・ライディングス、ウェールズ出身のバス・バリトン歌手であるブリン・ターフェル、クラシック・ソウルの作曲家/プロデューサーであるアレクシス・フレンチらが出演している。

一方、テイラー・スウィフトはスポティファイで2023年に世界のトップ・アーティストとなったことを受けて、サプライズで“You’re Losing Me (From The Vault)”を配信リリースしている。

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