エミネムは自身の手掛ける飲食店「マムズ・スパゲッティ」のパスタ・ソースを全米に発送するサービスを開始している。
エミネムは2017年と2018年に手掛けたポップアップ・ストアが成功したことを受けて、2021年に地元デトロイトに「マムズ・スパゲッティ」の路面店をオープンさせている。
パスタとミートボールを中心とした様々な料理を提供している「マムズ・スパゲッティ」だが、一番人気はスパゲッティ・ソースで、今回、全米向けに約700グラムの瓶詰めソースの発送が開始されている。購入は以下のサイトで受け付けられているが、記事執筆時点で商品は品切れとなっている。
「おいしいスパゲッティ・ソースのためにセーターを用意しましょう」と商品の説明文には記されている。「正真正銘のマムズ・スパゲッティのパスタのためには冷蔵庫から茹で上がったスパゲッティを取り出し、フライパンで温め直し、マムズ・スパゲッティのソースを加えてください」
「マムズ・スパゲッティ」というネーミングは映画『8マイル』で使用されてアカデミー賞の最優秀歌曲賞を受賞した“Lose Yourself”の歌詞にちなんでいる。同曲には次のような一節がある。「His palms are sweaty, knees weak, arms are heavy / There’s vomit on his sweater already, mom’s spaghetti(彼の手は汗ばみ、膝は震え、腕は思い/スウェットには既にゲロが、ママのスパゲッティだ)」
2021年、エミネムは「マムズ・スパゲッティ」で自身のお気に入りのメニューはスパゲッティ・サンドイッチであることを明かしている。「スパゲッティをパンで挟むまで食べてはいけないんだよ。じゃないと全部台無しになってしまうからね」とエミネムは語っている。
「バカなことは言うな。パンなしで食べているのを見掛けたら、何をしてしまうか分からない。すごい代償を払うことになるだろうね」とエミネムは続けている。「人を傷つけるつもりはないけど、バカなことをするぐらいなら、マムズ・スパゲッティを食べないでくれ」
エミネムはデトロイトにマムズ・スパゲッティをオープンさせた時にサプライズで売り場窓口を短期間訪れており、列に並んでいた最初の10人に食事を渡し、写真を一緒に撮っている。
新型コロナウイルスの際にはエミネムはマムズ・スパゲッティの食事400食を現地の医療従事者に提供していた。
一方、エミネムはアメリカ共和党の有力大統領候補であるヴィヴェク・ラマスワミが選挙運動でエミネムの楽曲を使うことを禁じる停止命令を出している。
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