ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンは自分たちと同じようなインパクトを与えるギター・バンドが現れる兆しについて語っている。
『クラシック・ロック』誌のインタヴューでダフ・マッケイガンはロックンロールの未来について語り、楽観的に考えていることを明かしている。
「そうなってくれればと思うよ」とダフ・マッケイガンは語っている。「若い人たちがガンズ・アンド・ローゼズのライヴに来てくれているのは見ているからね。自分としては『みんなが僕らのことを観に来てくれるのはクールだけど、我を忘れるような21歳とか22歳のバンドとかもいるべきだ』と思うんだ。同じようなことが起こるのかは分からないけど、そうなってくれればと思うよ」
インタヴューでダフ・マッケイガンはイギー・ポップとの長年の音楽的関係についても語っている。ダフ・マッケイガンは1990年発表の『ブリック・バイ・ブリック』と最新作『エヴリー・ルーザー』のどちらにも参加している。イギー・ポップはダフ・マッケイガンのニュー・アルバム『ライトハウス』にも参加している。
「自分にとってはプリンスがいて、レミー・キルミスターがいて、イギー・ポップがいたんだ」とダフ・マッケイガンは語っている。「イギーは自分にとって神なんだ。彼と普通の関係性になるのは難しいね。12歳か13歳の時にザ・ストゥージズを見つけてから、彼はヒーローなんだ」
「1990年代初めに彼のアルバムで演奏した時は酒を飲んでいた。あの時は『いいっすよ』という感じだったんだ。でも、最新作に参加して、2023年4月にライヴをやった時は彼は働き者でね。ジェームス・ブラウンみたいにバンドを引っ張っていくんだよ」
ダフ・マッケイガンは次のように続けている。「バンドにはレッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミスがいて、ザ・キルズのジェイミー・ヒンスがいて、アンドリュー・ワットがいた。全員がプロフェッショナルな人たちだけど、イギー・ポップはチャド・スミスのことを『ドラマー』と呼ぶんだ。すべての曲にメモを用意していて、『みんな、集まってくれ。ドラマー、アップビートで叩けるか?』と彼は言うんだ」
「彼は他のメンバーに煙草を吸うかどうかも尋ねていてね。『この曲では煙草を吸ってくれ』と言っていた。自分も煙草を吸うように言われないといいなと思っていたよ」
「でも、彼はバンドを引っ張っていくのが上手いんだ。彼はミュージシャンの真価が分かるんだよ。二人の娘もイギー・ポップのことを大好きでね。ライヴを一つ観に来てくれたんだけど、イギー・ポップが娘たちと隅っこの方で話しているのを見掛けたよ。彼はオールラウンドな素晴らしい人物なんだ」
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