ポール・マッカートニーはポッドキャスト『ア・ライフ・イン・リリックス』でジョン・レノンの存在がソングライティングに与える影響について改めて語っている。
全12回のポッドキャストは2021年に刊行された『ザ・リリックス:1956トゥ・ザ・プレゼント』で前文を寄せたポール・マルドゥーンが司会を務めるもので、ポール・マッカートニーの対話を聞く、またとない機会を提供するものとなっている。
ポール・マッカートニーは今でもジョン・レノンが認めないような感傷的な歌詞を書く時はジョン・レノンの声が聞こえてくると語っている。
「よく考えることがあるんだ。『ジョンだったら、どう思うだろう? 彼だったらやけに感傷的だなと思うんじゃないかな』ってね。そうしたら、歌詞を変えるんだ」
「そうしたやりとりは驚くべきものだった。今じゃそういう反対意見もあんまりないからね。だから、自分でやらなきゃいけないんだよ」
ポール・マッカートニーはジョン・レノンについて「皮肉屋」で、世間から自分を守るために冗談や中傷を使う人だったと振り返っている。
「ジョン・レノンのペルソナはとてもガードが固かった。呆れるほどにね。彼のウィットというのはそこから生まれているんだ。多くのコメディアンと同じように世間から自分を守るためだったんだよ」
ポッドキャスト『マッカートニー:ア・ライフ・イン・リリックス』はプッシュキン・インダストリーとアイハートポッドキャストの共同プロデュースで、プッシュキン+にサブスクリプション登録すると、開始日から第1シーズンの全エピソードを聞くことができる。
第1シーズンは12のエピソードで構成され、第2シーズンの12のエピソードは2024年2月から配信される。
一方、リンゴ・スターはAIを使って制作されたザ・ビートルズの「最後の曲」について「既にリリースされているはずだった」と語っている。
リンゴ・スターはAP通信の新たなインタヴューで待望の楽曲のリリース予定日について語り、当初は既にリリースされているはずだったと説明している。
「噂では勝手に作り上げたことになっていたよね。でも、昔やっていたような感じなんだよ。これが最後の曲で、4人全員のザ・ビートルズを聴くことができる。ジョン、ポール、ジョージ、リンゴだよ」
いつ曲がリリースされるかを訊かれると、リンゴ・スターは次のように答えている。「既にリリースされているはずだったんだ」
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