ヴァンパイア・ウィークエンドのフロントマンであるエズラ・クーニグが、バンドの創設メンバーであるロスタム・バトマングリの脱退を受けて、バンドの今後についての声明を発表している。
ギターとキーボードを担当していたロスタム・バトマングリは、バンドから脱退することを発表している。
ロスタム・バトマングリがツイッターに投稿した声明では、ヴァンパイア・ウィークエンドの「メンバーではなくなった」とコメントしつつも、フロントマンのエズラ・クーニグとは「将来のヴァンパイア・ウィークエンドの曲」や「将来のプロジェクトでのコラボレーションは続ける」だろうとも述べられている。
今回、エズラ・クーニグは今回のことについて詳細に説明しており、彼はインスタグラムに次のように投稿している。「数年前のことなんだけど、ロスタムと僕は彼の家で座って、僕らのコラボレーションが同じバンドのメンバーであることに依拠しているものなのか、話し合ったんだ。僕らは二人とも断固として『違う、そうじゃないんだ』って一致してね。僕らのコラボレーションというのはもっと重要なものなんだ」
そのうえで、エズラ・クーニグはヴァンパイア・ウィークエンドもロスタム・バトマングリも活動することへの興奮を露わにしている。「既に取り掛かり始めている(4作目の)作品も本当に楽しみだし、ロスタムが参加したものを聴くのも楽しみにしているんだ。バンドと演奏を続けていけることにもワクワクしてるよ。でも、この件については今年の後半、何度も話し合ってきたんだ」
「現在、ヴァンパイア・ウィークエンドの世界においては、次のアルバムをレコーディングすることがすべてなんだ。スタジオではこれまで通りの面もたくさんあるだろうし、新鮮な新しい一面もあると思う。明白な理由があって、今回のアルバムのワーキング・タイトルは『Mitsubishi Macchiato』なんだ」
エズラ・クーニグによるインスタグラムへの投稿はこちらから。
ヴァンパイア・ウィークエンドは2013年にサード・アルバム『モダン・ヴァンパイアズ・オブ・ザ・シティ』をリリースしている。以降、バンド・メンバーはグループ以外のコラボレーションのプロジェクトを追求しており、なかでもエズラ・クーニグによるカレンOやメジャー・レイザーとのコラボレーションが最も知られている。また、ベーシストのクリス・バイオは2015年にソロ・アルバムをリリースしている。
昨年のインタヴューで、エズラは、ヴァンパイア・ウィークエンドの通算4作目となるアルバムはリリースされるものの、時期についてはまだ分からないと答えている。また、前作に合わなかった昔の音源が次のアルバムで使われる可能性も示唆している。
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