ザ・ローリング・ストーンズが4月6日から今年の9月まで開催する初となる大規模な展覧会「Exhibitionism」の告知動画を公開している。
この展覧会は、主催者によれば、展覧会の開催までに3年を要したとのことで、オリジナルのステージ・デザイン、貴重なギターや楽器、バックステージでの品々、貴重な音源、未発表の映像などが展示されるという。他にも個人の日記やローリング・ストーンズのメンバーによる手紙、オリジナルのポスター、アルバム・アートワーク、映画的な展示もあるとされている。
アレキサンダー・マックイーンや、オジー・クラーク、アンディ・ウォーホル、トム・ストッパード、シェパード・フェアリーといったデザイナーやアーティスト、映画監督の作品や共同作品も展示される。ロンドンの期間を終えた後、この展覧会は4年をかけて世界11都市で開催されることになるという。
告知動画はこちらから。
「すごく長い時間がかかったと思ってるけど、ツアーを制作して計画するのと一緒で、大きなスケールでちゃんとしたものにしたかったんだ。今こそやるにはおもしろい時期だと思うんだよね」とフロントマンのミック・ジャガーは語っている。
「これはあくまでザ・ローリング・ストーンズについてのものであって、必ずしもバンドのメンバーについて限ったものじゃないんだ」とキース・リチャーズは付け加えている。「長い間、俺たちの手を巡ってきた楽器なんかと同様に、バンドにまつわる機材やテクノロジーについての展覧会でもあるんだよね。そして、こうしたもので展覧会をやれば、きっと面白いものになると思ったんだ」
ロニー・ウッドとチャーリー・ワッツも今回の展覧会についてコメントしている。ロニーは次のように語っている。「1960年代、このキングス・ロードを下ったあたりの風景は素晴らしかったんだよね。ファッションがどう移り変わっているか見るためにたむろするために行く場所だったんだ。俺たちの『Exhibitionism』を素晴らしいサーチ・ギャラリーで開催するなんてうってつけだと思うよ」
チャーリーは次のように語っている。「僕たちが活動を始めてから50年以上が経ったなんて信じられないし、こうやってキャリアのスタート地点を振り返って、これまでのすべてを展覧会で展示できるのは素晴らしいことだと思うよ」
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