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ロンドンのブリクストン・アカデミーは昨年の死亡事故を経て営業停止していたものの、営業再開に向けた許可が出されたことが明らかになっている。

2022年12月にアサケのコンサートで発生した観客の死亡事故によってブリクストン・アカデミーは営業停止となっており、アカデミー・ミュージック・グループが同会場の営業許可を継続できるかを判断するために9月11日から聴聞会が開催されていた。

2人が亡くなり、1人が重体となったこの事故によってブリクストン・アカデミーは営業許可を一時剥奪されている。この事故で23歳のガブリエル・ハッチンソンと33歳のレベッカ・アイクメロの2人が亡くなっており、ロンドン警視庁はブリクストン・アカデミーの恒久的な閉鎖を勧めていたとも報じられている。

今回、ランベス議会は現地時間9月15日に「公共の安全を促進する」「広範かつ厳格な」77項目の条件を満たすことを条件にブリクストン・アカデミーの営業再開を認めることを発表している。

営業再開の日程については現時点で明らかにされていない。

DJで、ロンドンのナイトライフを活性化させる役職を務めるエイミー・ラメは今回の判断がブリクストンとロンドンの音楽シーンに与える影響についてコメントしている。

「まず、ブリクストン・アカデミーで起きたひどい出来事を受けて、ガブリエル・ハッチンソンとレベッカ・アイクメロ、病院で重体にある一人の女性の家族や愛する人々にお悔やみを申し上げます」とエイミー・ラメはツイートしている。

「ブリクストン・アカデミーがアーティストやファン、地元のコミュニティにどれだけ大切にされてきたか、UKのライヴ・シーンにとってどれだけ重要かも分かっています。ランベス議会がブリクストン・アカデミーがアカデミー・ミュージック・グループによって安全に営業再開できると納得してくれたことを嬉しく思います」

エイミー・ラメは次のように続けている。「今日の判断は昨年の悲劇的な事件のようなことが二度と起こらないようにするための詳細な証拠捜査と新たな計画の提案に沿ったものとなります」

ミュージック・ヴェニュー・トラストは議会によるブリクストン・アカデミーの営業再開に対する「判断を歓迎します」と述べている。「地元コミュニティ、音楽ファン、そしてより広範なライヴ・ミュージックのエコシステムにとって非常に重要な文化的意義を持っています」

「この由緒ある会場を無事、安全に営業再開させるためにすべての関係者を支援していくことを楽しみにしています」

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