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クイーンのフロントマンであるフレディ・マーキュリーは所有していたコンパクトなグランドピアノであるYAMAHA G2が174万ポンド（約3億1800万円）で落札されている。
1975年に日本で購入されたYAMAHA G2は“Bohemian Rhapsody”を完成させるために使われたことで知られている。フレディ・マーキュリーは個人的な所有物1500点がサザビーズでオークションにかけられている。
“Bohemian Rhapsody”が元々は別のタイトルだったことを示す未発表の草稿は170万ドル（約2億5000万円）で落札されている。
フレディ・マーキュリーの友人にして元パートナーのメアリー・オースティンが競売に出した品々は総額で1220万ポンド（約22億円）の売り上げを記録している。メアリー・オースティンは売上の一部をマーキュリー・フェニックスとエルトン・ジョン・エイズ・ファウンデーションに寄付することも事前に発表している。
メアリー・オースティンはYAMAHA G2のグランドピアノについて事前に次のように述べていた。「フレディ・マーキュリーはこのYAMAHAを敬意をもって扱っていました。彼は楽器以上の存在だと考えていて、自身の延長であり、クリエイティヴィティの触媒と見ていたのです。ピアノでタバコを吸ったり、上に飲み物を置いたりしませんでしたし、他の人にもそんなことはさせませんでした。ピアノは常に新品同様でした」
サザビーズによれば、このピアノは“Don’t Stop Me Now”、“Somebody To Love”といった楽曲でも使用されたという。
今年7月、クイーンは英国レコード産業協会からイギリス国内だけで10億回の再生回数を突破した賞を受賞している。
オフィシャル・チャート・カンパニーの集計によれば、クイーンはイギリス国内だけでキャリアの再生回数が10億回を突破したという。
ブライアン・メイとロジャー・テイラーはブリットにちなんで「B」のオブジェがあしらわれたトロフィーを受け取っている。今月、バンドは1973年7月にリリースされたファースト・アルバムの50周年も迎えている。
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