オジー・オズボーンの妻であるシャロン・オズボーンと娘のケリー・オズボーンはオジー・オズボーンが「パワー・トリップ」への出演をキャンセルしたことについて語っている。
パワー・トリップはコーチェラ・フェスティバルを手掛けるゴールデンヴォイスが主催するもので、コーチェラ・フェスティバルと同じ会場のエンパイア・ポロ・クラブで10月6日から10月8日にわたって開催され,
ガンズ・アンド・ローゼズ、アイアン・メイデン、AC/DC、ジューダス・プリースト、メタリカ、トゥールが出演する。
今回、母娘は米『ローリング・ストーン』誌の取材に応えて、出演をキャンセルせざるを得なかったことをオジー・オズボーンが落胆していることを明かしている。
「家ではその話はできないの。父が求めているのは、あともう一回ライヴをやるということだけだというのが分かるから心苦しいの」とケリー・オズボーンは語っている。
「オジー・オズボーンは友人たちとあのライヴをやりたかったのよ」とシャロン・オズボーンは続けている。「みんながやっているのに自分だけ取り残されているなんて彼にはつらいことよね」
「椅子に座っていてもいいなら、今すぐにだったできるのよ」とケリー・オズボーンは続けている。「だって、声はあのままだから。声には何の問題もないの」
「でも、彼は現時点でライヴをやることはないわ」とシャロン・オズボーンは語っている。
ケリー・オズボーンは次のように続けている。「彼が言っているのは、お金を払ってもらっているのに、それに応えられないなら、やることはないということよね。父さんほど友人を愛している人はいないわ」
パワー・トリップへの出演キャンセルを発表した時にオジー・オズボーンは次のように声明で述べている。「つらいことだけれど、10月のパワー・トリップへの出演を辞退する決断をしなければならなかったんだ」
「残念ながら、私の身体がまだ準備ができていないと言っていて、およそ5年ぶりとなるライヴが不完全なものになるのはプライドが許せないんだ」
「なにより無条件の愛情と変わらぬ応援を続けてくれるファン、バンド、クルーのみんなに感謝したい。みんなのことが大好きだし、早く会えればと思う」
ゴールデンヴォイスは2016年にザ・ローリング・ストーンズ、ボブ・ディラン、ポール・マッカートニー、ニール・ヤング、ロジャー・ウォーターズ、ザ・フーが出演したデザート・トリップを開催している。
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