レインボーやディオでベーシストを務めたジミー・ベインが亡くなったことが報じられている。享年68歳だった。
近年、ラスト・イン・ラインで活動を共にしていたデフ・レパードのヴィヴィアン・キャンベルがフェイスブックで1月24日に明らかにしている。死因などについては明らかにされていない。
ヴィヴィアン・キャンベルによる投稿の全文訳は以下の通り。
「消沈しきった心とともに、我々の親愛なる友人で、ラスト・イン・ラインのメンバーであるジミー・ベインが亡くなったことを認めなければなりません。僕に音楽業界で最初の大きな仕事を与えてくれたのはジミー・ベインで、それについては永遠に恩義のある人なのです。
ジミー・ベインが長年、自らの悪魔と闘ってきたことは知られていますが、ここ18ヶ月はそれも乗り越え、明るく輝いていて、新しいレコードに曲を書き、レコーディングすることに駆られていました。彼はレインボーをはじめ、ワイルド・ホーセズ、ディオ、そしてラスト・イン・ラインで豊かな功績を残してきました。ジミーは僕らの新しいアルバムとそこへの計り知れないほどの貢献をとても誇りに思っていました。
彼は親切で、優しく、寛容な心の持ち主で、僕らの人生は彼を知ることで、とても豊かなものになりました。そして、彼の音楽を通して、彼の人生を祝福し続けることになるでしょう。
ヴィニーとアンドリューを代表して、最も大変な時期を過ごしている御遺族にお悔やみを申し上げます。
安らかに、親愛なる友よ」
ジミー・ベインは1947年にスコットランドで生まれ、レインボー加入前はハーロットというバンドで活動し、レインボーでの在籍期間は短かったものの、名作として知られるレインボーのセカンド・アルバム『虹を翔る覇者(Rising)』とライブ・アルバム『レインボー・オン・ステージ』に参加している。
ヴィニー・アピスとアンドリュー・フリーマン、そしてヴィヴィアン・キャンベルとジミー・ベインによるラスト・イン・ラインは、2月16日にデビュー・アルバム『ヘヴィー・クラウン』のリリースを予定しており、1月18日にもヴィヴィアン・キャンベルによってリハーサルの映像が公開されたばかりだった。
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