Photo: Matt Crockett

ノエル・ギャラガーはライヴで緊張したのはオアシスの最後のほうだけだったと語っている。

オアシスは2009年8月に解散しており、その後、ノエル・ギャラガーはハイ・フライング・バーズ名義でソロとしてのキャリアを歩んでいるが、ライヴ前に緊張したことはないと語っている。

7月30日にブライトンで開催されたオン・ザ・ビーチでもヘッドライナーを務めたノエル・ギャラガーだが、「ラジオX」でライヴ前には緊張したのかと訊かれると、ノエル・ギャラガーは次のように答えている。「いや。ムカつく人もいるんだろうけど、まったく緊張しないんだ」

彼は次のように続けている。「オアシスの最後のほうは、いつも未知のところに踏み出していく感じだったけどね。というのも、タンバリン・プレイヤーが危険人物だったからな。あの時は『このライヴは終わるのか?』という感じだったよ」

ノエル・ギャラガーはさらに次のように語っている。「今は自分がバンドや周りのスタッフもまとめているわけで、最高だからね。緊張することはないんだ」

同じインタヴューでノエル・ギャラガーはステージでパフォーマンスを披露していてもU2のボノやコールドプレイのクリス・マーティンのような存在感は発揮できないと語っている。

「そういうことに向いている人もいるよね。例えば、クリス・マーティンは観客と共に盛り上げることができるし、ボノも観客と共に盛り上げることができる。自分には無理だね。そういうことに興味がないんだ」とノエル・ギャラガーは語っている。

ノエル・ギャラガーは続けて“Don’t Look Back In Anger”のような名曲は自分よりも大きな存在だと語っている。

「曲のほうが俺よりも大きいんだ。俺が死んでも、ああした曲は長く残るだろうね。“Don’t Look Back In Anger”とか、“Wonderwall”のような曲はね。だから、身の丈以上にならなきゃいけないとは思わないんだよ」

「つまり、人々は俺を観に来ているわけで、俺がどんな人間かも知っている。どんな感じかもね。それにお金を払ってもらっているわけで、それが得られるものなんだよ」

ノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズは12月に来日公演を行うことが決定している。

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