エド・シーランは週末に行ったデトロイト公演でエミネムと共演を果たしている。
エド・シーランは現地時間7月15日にエミネムの地元であるデトロイトのフォード・フィールドで公演を行っており、エミネムをステージに迎えて複数の曲を披露している。
エド・シーランは映画『8マイル』のサウンドトラックより2002年発表の“Lose Yourself”をカヴァーするにあたって、当日のリハーサルしかやっていないことを観客に明かしている。「どうなるか見てみよう」
エド・シーランが“Lose Yourself”を演奏し始めると、ステージにはエミネムが登場して、会場からは巨大な歓声が起こることとなっている。
「言わせてもらうと、彼は出てきて1曲やってくれると言ってくれたんだけど、デトロイトであなたが出てきて、1曲だけというのは無理だと言ったんだ。もう1曲、やってほしいかい?」とエド・シーランは尋ねている。
2人は2000年発表のエミネムの楽曲“Stan”を演奏しており、エド・シーランはダイドのパートを担当している。「デトロイト、みんなのことが恋しかったんだ」とエミネムは観客に向けて語っている。
観客が撮影したパフォーマンスの映像はこちらから。
昨年、エド・シーランはエミネムがロックの殿堂入りを果たす際にも“Stan”で共演している。
共演についてエド・シーランは次のように振り返っている。「やらないかと電話をもらったのを覚えているよ。14本のミュージック・ビデオを次々と撮影している時で、その撮影が休みの日だったんだ。『やらないなんて言えない。絶対にね』と思ったんだ」
「ミュージック・ビデオの撮影からそのまま飛行機に乗って、1曲のために飛んでいき、その日の夜には飛行機で帰ってきたんだ。その価値があったね」
エド・シーランは先日、エミネムの音楽が幼少期の吃音を「治す」のに役立ったとも語っている。
『ハワード・スターン・ショウ』に出演したエド・シーランは9歳の時にエミネムの名作『マーシャル・マザーズLP』をプレゼントされたとのことで、曲に合わせてラップをすると、吃音が少なくなり、当時は言語訓練も受けていたという。
エド・シーランは今年5月に最新作となる通算5作目のアルバム『-(サブトラクト)』をリリースしている。
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